お世話係りの番犬くん参【東京リベンジャーズ】【男主】 (ページ14)

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114ー連れ戻せ Part1 ページ14

武道Sibe

あては全てやり尽くした。

愛美愛主、元総長。長内の話。

未来のドラケンくんの話。

全て、やり尽くしても二人を連れ戻せなかった。

と思っていた。

千冬「タケミッち、携帯鳴ってるぞ？」

『は？えっ……、本当だ…』

千冬の言葉に、意識が此方に戻ってくる。

携帯の画面を覗くと、たしかに二通のメッセージがあった。

千冬「誰からだよ。友達？」

『えっと…、は！？Aくん！？』

それは、Aくんからのものだった。

内容は、

［武道くん、話したい事があります。10月30日、抗争の前の日。18時に、時計台前の階段で待っています。］

［千冬くんと仲良くなったみたいなので、一緒に来てもらっても大丈夫です。］

だ。

千冬「ヤベェじゃん。」

『話って何だろ？ちょっと、怖ぇ…？』

俺達は、それぞれの帰路に着いた。

ーーーーーー

＿＿10月30日

『いよいよ明日だな』

千冬「ああ、その前にちょっと付き合え、タケミっち」

俺は、千冬に連れられて跨道橋に来ていた。

暫く歩くと、長い黒髪が目立つ人が居座っているのを見つけた。

千冬「急に呼び出してすいません」

場地「千冬ぅー、殴られ足んねーの？」

そこにいたのは、紛れもなく場地くんだった。