113ー芭流芭羅 Part13 (final) ページ13
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万次郎「場地と一虎が盗もうとしたバブは兄貴が乗ってたバブで、Aの愛車と双子のバブ。
Aは、俺より誕生日が先で俺より先にバブもらったんだ。俺の誕生日にもプレゼントしてくれるハズだった。
兄貴の形見のバブ……、俺の今の愛機だ。」
そう。僕のバイクは、万次郎くんと双子のバブ。
真一郎くんが、フィリピンで見つけてきた3つのエンジン。
そのエンジンに、部品をコソコソ集めて蘇らせたのが、僕と万次郎くんのバブ。
万次郎「あれから2年……場地の事は許した。
でも、知らなかったとしても、今さらどうにもなんなくても、兄貴を殺した一虎だけは一生許せねぇ…!
場地が一虎側に行くのもな!!
タケミっち、俺は場地とAを連れてこいと頼んだハズだぞ?
なんで場地んとこの副隊長がいて、場地とAがいねぇんだ?お前は何がしてぇんだ?タケミっち。」
そんなこと頼んでたんだ。と内心思いつつ、僕は話に口を挟むことなく静かに話を聞く。
万次郎「マジで死にてぇの?」
武道「…あっ……、いや………」
武道くんは戸惑う。
万次郎くんの目は光がなく、本気で先輩が大切なんだと感じる。
すると、
武道「…マイキーくん!!!
俺は、東卍のトップになりたいです!!!!
いつかマイキーくんにそれを認めさせてみせる!!勿論、Aくんにも"お前がトップだ"って言わせて見せる!
それが俺のしたい事です!!」
『!?』
武道くんが馬鹿なことを言い出した。
武道くんが、トップになって何がしたいのか知らない。
でも、本当に実現したのならば……
否、やめておこう。
昔の真一郎くんを思い出してしまう。
堅「ハハッ…馬鹿だな、アイツ。」
万次郎「…だな。」
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