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『勲ぉぉ!!終がｯ!!終が倒れちゃったｯ!!』
「ちょっ……ラティアスお前落ち着け!!」
ラティアスは思いっきり泣きながら終を指差し姿を消してしまった。
呆れて近藤が終の方を見ると、
「ΖΖΖΖΖΖΖΖΖΖΖz……」
思いっきり寝ていた。
近藤は溜め息を付いてラティアスを呼んだ。
「おーい、ラティアス!!もう大丈夫だから!!」
だが、いくら近藤が呼んでもラティアスは一向に現れなかった。
(嗚呼、今回はちょっと無理かな(笑) また今度頼もう。
そう言えば、さっき山崎がノート落としたって言ってたな………)
と、近藤は寝ている終を背負い屯所の廊下を歩いていった。
(ああああああｯ!!どうしよう、私絶対呪われちゃったよ………
うぅ、此れからどうしよう……………あれ？)
ろくに周りを見ず、ふわふわと飛んでいたせいで見知らぬ所に出てきてしまったらしい。
目の前に海があった。
(ちょっと海見て落ち着こう………)
ラティアスは砂浜に降り、姿を人にする。
そして、下駄と足袋を脱いで砂浜の上を歩いてみた。
夜の砂浜は冷たいし、潮風がふいていて心地好かった。
『こう言うのもたまには良いねぇ……』
♪�・♪
ふと、何処からか三味線の音が聴こえてきた。
(わぁ、綺麗な音。何処から聞こえてるんだろ？)
ラティアスが目を凝らすと、すぐ近くに岩場が見えた。
其処には、金髪の髪をサイドテールっぽくした女の子が座っていた。
『隣、良い？』
ラティアスがそう聴くと、女の子人は吃驚した顔をしていきなり立ち上がった。
「ちょっ……あんた何者っスか!?いつの間に隣に…」
『今来たばっかり、三味線の音が綺麗だなぁと思ってたら、貴女を見付けた。』
で、隣良い？ともう一度聴くと、女の子は黙って頷いた。
そして、隣にラティアスも座る。
『綺麗な音だね、此れ誰が弾いてるの？』
「………アタシの仕事の上司ッス。夜とかによく弾いてるから、アタシはたまにこうやって聴いてるッス。」
『へぇ………そう言えば名前は？私はラティアスだよ。』
そう言うと、女の子はピクッとなって少し殺気を出してきた。
「あんた何者ッスか？敵の組織とかだったら承知しないッスよ？」
『組織？なにそれ？私ただの一般人だよ。』
ひらひらと手を振って答えると女の子は溜め息を着いて小さな声で、来島また子と言った。
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御狐様 - ユリの花さん» コメントありがとう!!ラティアスのイメ画(？)楽しみにしてるよ!! (2018年3月25日 22時) (
レス) id: 33b35a450e (このIDを非表示/違反報告)
御狐様 - アンタレスさん» 大丈夫です、あと少しでまた子ちゃん達を登場させるつもりなので!! (2018年3月25日 22時) (レス) id: 33b35a450e (このIDを非表示/違反報告)
ユリの花 - いいね!!!! (2018年3月25日 14時) (レス) id: be2623a53a (このIDを非表示/違反報告)
アンタレス(プロフ) - 再度失礼します。鬼兵隊出してほしいです！ (2018年3月24日 11時) (レス) id: b6d5e2a699 (このIDを非表示/違反報告)
御狐様 - コメントありがとうございます!!この2つのアニメ大好きなので書いてみたのですが、嬉しいと言われるとは思いませんでした(笑) (2018年3月5日 17時) (レス) id: 33b35a450e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お狐様 | 作成日時：2018年2月22日 22時
