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『松陽………先生…？』
そんなことを小さく無意識に呟いていた。
「？………何か言ったか？」
髪の長い人は不思議そうにラティアスの顔を覗きこんだ。
けれど、ラティアスが思っている人間とは全く違う人だった。
『や、あの………何でも無い…です、ありがとう。』
敬語を余り……と言うか使ったことが無かったので言葉が辿々しくなってしまった。
けれど、相手はそんなことも気にせず笑顔で頷く。
(あ、待って女の人に見えるんですけど……)
そんな失礼な事を思ってしまった。
だって思ったんだもん((
「こんな夜中に女性が一人で出歩くのは危険だ。
良かったら家まで送ろう。」
と、長髪の人は言う。
(………と言うかこのまま勲の所に行こう。もう、待つのも面倒くさいし…)
今は夜中だが、近藤は最近仕事があるから夜は大体起きていると言っていた。
少し考えた結果お言葉に甘えることにした。
『なら、行きたい所があるの。其所まで着いてきて？』
「？……嗚呼。
そう言えば、名はなんだ？」
『ラティアス』
ラティアスか、と呟き良い名前だな、と笑顔で頷く長髪の人。
頷いた時に揺れた髪の毛がとても綺麗で見とれてしまった。
『貴方は？』
「ん？俺はかつ「お、ヅラじゃん。」
と、見たことある銀髪の人が長髪の人の後ろから出てきた。
さっき？会った銀時だ。
「ってヅラ、お前隣の子誰だよ!?いつの間にそんな可愛い子取っ捕まえたんだよ!?」
あれ？と思うラティアスだが、新撰組で手伝いをするため人間に化けていることは銀時は知らない。
そんなラティアスを余所に、ヅラと言われた長髪の人は銀時を少し睨み、ヅラじゃない!!桂だ!!と言った。
「と言うか、コイツは俺の女ではない。
さっきぶつかってしまってな、お詫びに行き先まで護衛のような物をするだけだ。」
「えー、そーなの？」
(あの、銀ちゃん………私なんだけど…？)
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御狐様 - ユリの花さん» コメントありがとう!!ラティアスのイメ画(？)楽しみにしてるよ!! (2018年3月25日 22時) (
レス) id: 33b35a450e (このIDを非表示/違反報告)
御狐様 - アンタレスさん» 大丈夫です、あと少しでまた子ちゃん達を登場させるつもりなので!! (2018年3月25日 22時) (レス) id: 33b35a450e (このIDを非表示/違反報告)
ユリの花 - いいね!!!! (2018年3月25日 14時) (レス) id: be2623a53a (このIDを非表示/違反報告)
アンタレス(プロフ) - 再度失礼します。鬼兵隊出してほしいです！ (2018年3月24日 11時) (レス) id: b6d5e2a699 (このIDを非表示/違反報告)
御狐様 - コメントありがとうございます!!この2つのアニメ大好きなので書いてみたのですが、嬉しいと言われるとは思いませんでした(笑) (2018年3月5日 17時) (レス) id: 33b35a450e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お狐様 | 作成日時：2018年2月22日 22時
