サプライズは類先輩を!!(リクエスト) ページ25
のんちゃんさんリクエストありがとうございます！
Aside
今日はなんだか………。
「遠くありませんか類先輩達……」
「気のせいじゃないか?」
「いつもこんな感じでしょ」
「絶対に遠いと思いますが?!?!」
いつもの恒例、屋上にて食事中。なのですが……。
なぜか類先輩たちとの距離が今日、遠いのです!!!
いつもは類先輩と寧々ちゃんに挟まれながら食べるという、夢見心地な時間を味わっている私なのですが、なぜか今日は左右に誰もいません。
前に3人が並んで座っております寂しい。
「うぅ……。類先輩の隣は私なのにぃ〜。でも、3人並んで座っているのも素敵だから何も言えない〜。司先輩そこ代わってぇ〜」
「矛盾だらけだな。まぁ、代わってやりたいのは山々だが。こちらにも都合がある!!! それは無理なお願いだな!!」
「都合ってなんですか……。はっ、まさか司先輩!! 類先輩を私から奪おうと!!確かに類先輩は美しく儚い可憐な世界に一人しかいない男性ですがそれは!!!」
「何を言っている!!そんなことあるわけないだろう!!!」
いや、顔を赤くして言わないでくださいよ冗談ですって。
なんですか、純粋すぎですか。可愛いです。
「やれやれ。ではA君はこちらに来るかい?」
類先輩はそう口にすると、お弁当を隣に置き手を広げた。………えっ?
「そ……そそそそそれは?!?!?! よよよよよよよろしいのデデデ!!!!」
「丸い球体の世界にいる大王が出てきそうだな」
「何それ」
司先輩と寧々ちゃんの会話を耳にしながらも、私は行ってもいいのか今少しづつ近づいては止まっています。離れるという選択肢は私にありません。
「来ないのかい?」
しゅんとしている類先輩が…………死ぬ。
「ししししししつれいします!!!」
私はちょこんと類先輩の細長い素敵な足の間に座らせていただきました!!!
ああああぁぁぁぁああああ類先輩の足がよこにぃぃぃいいいい!!!!!
「そんなに縮こまらなくても大丈夫だよ」
類先輩は私の腰に手を回してぎゅっと……あ、私今日命日かな。
両側からの怖い視線は気にしないようにしようそうしよう。
……………寧々ちゃんの視線がめっちゃ怖い!!!!
「幸せすぎるけど、怖いです」
「僕は楽しいけどねぇ」
「私もでございます!!!」
寧々ちゃんは溜息をつき、司先輩は気にするのを辞めたのかお弁当を食べ始めた。
はぁ、幸せ♡
「あぁ、生まれてきてよかったぁぁぁあああああ!!!!」
「うるさい」
「(´・ω・｀)」
「ふふっ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜桃(プロフ) - にゃんさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました! (2021年6月15日 18時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 誤字報告ですページ26の紙が髪になってますよ (2021年6月15日 18時) (レス) id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 続きの方も楽しみにしておりますとも……お疲れ様です((類｢お疲れ様。よく頑張ったね｣((とかいうボイスほしい!!((切実 (2021年3月14日 23時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - いいですねそれ( -ω- ´)ﾌｯ 私も家宝しまっ( '-' )ノ)`-' ) (2021年3月14日 14時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん - 私が親友を彼女にもらいたいですよ……( '-' )ノ)`-' )(((まぁ、類くんからホワイトデー貰えたんで家宝にしまs(((ゲームだろうが (2021年3月14日 11時) (レス) id: bc0f9be876 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜桃 | 作成日時：2021年3月2日 10時
