人気：小説, 心理テスト, 性格診断, キャラ占い

小｜中｜大｜男「人にはそれぞれ出番がある」

車中にて、タバコを取り出す男。


男「舞台の役者のように、現実でも主役や脇役ってのが決められている。そして、今日は俺達の番だ」

格好つけたいのか何度もタバコを咥え直している。煙を浅く吸うたびにむせているので普段は非喫煙者なのだろう。


新人男「現実はカメラのない舞台……ですか」

新人女「つまり今回は“私達が主役”ってことですね」


満足げに頷く男。

男「物分かりの良い新人だ。ま、これも台本通りなのかもしれん」


男は長細い包みを取り出した。


男「これはチェンソーマンの肉片だ。目的は知らんが……今日は別組織に車で輸送する。下っ端の俺達にこんな任務が任されたのは、警察や対抗組織の目を掻い潜るためだと思う。だから、」


新人2人は銃を取り出す。


男「俺の運転中に不審な車を見つけたら教えろ。怪しい奴は撃ってしまって良い。分かったか？」


「「了解」」


ﾊﾟｧﾝ ﾊﾟｧﾝ


・


吉田「……死亡確認。死体処理班に報告」

『“チェンソーマンの肉片回収”完了』

無線機で連絡を済ませる吉田と(名前)。


『おじさんは主役じゃなかったね』

吉「俺らの台本通りだったね。コンビニ行く？」

『行く行く』執筆状態：更新停止中