文豪達がゴキブリと戦うようです。【文スト】

中原中也の場合。 ページ10

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「何だ、ゴキブリかよ。」



ゴキブリなど気にせず、取り掛かっていた書類作業に戻る中也。

ゴキブリは構ってほしいのか、カサカサと音を鳴らし部屋中を走り回る。
最初は相手にしていなかった中也も、段々とイライラしてきたようで、拳が震え始めている。



カサカサカサカサ………


「………っだァァ！！ うるっせェな！！ 俺は今集中してンだよ！ 邪魔すンな！！」



一喝すれば、ピタリと動きを止めるゴキブリ。
それに満足した様に、中也は又作業を始めた。


それから五分程経ち、構ってもらえない事に気付いたゴキブリは、しょんぼりと自分の住処へ帰って行った。



「………よし、仕事終わったし、漸く除虫に取り掛れ……って、アイツ何処行った？」



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汚濁使うか最後の最後まで悩んだんですが、使わない事にしました。。。笑

たくさんのコメント、ありがとうございます！
段々返信がワンパターンになってきていますが、皆さんの言葉、全部糧にして今日も更新頑張っております！！

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