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「お、岸本ちゃんだ。」
「犬飼先輩と辻だ。
お疲れ様です。」
「お疲れ様。」
ラウンジでジュースを買っていると近づいてくるブレザー2人組
「岸本ちゃん、チーム入りたいんだって?
うちはどう?」
「なんでもう知ってるんですか。」
「又聞き〜。」
「二宮隊は嫌ですよ。
二宮さん怖いから。」
「さっすが岸本ちゃん。」
コーラのプルタブを勢いよく引き上げる
カシュッという小気味良い音がその場に響いた
犬飼先輩と辻もコーラを買った
辻は目も合わせてくれないけど、
いつものことだからあまり気にしない
「岸本ちゃんの第一候補は?」
「チームというより所属を玉狛にしたいです。
人数がそれなりにいるから増えても問題無さそうだし。
みんな優しいし。」
「ふぅーん。」
「なんですか。
聞いといてその興味なさげな反応は。」
パチパチと弾ける刺激を喉の奥に流し込む
てか、みんなチームってどのタイミングで組むんだ
先輩たちと組んでる人ってみんなスカウトされてなのか
「犬飼先輩、二宮隊辞めて一緒にチーム作りましょうよ。」
「それ楽しそうだけど、ちょっと無理かなー。」
「チッ、やっぱ無理か。」
「なになに、岸本ちゃん。
そんなに俺とチーム組みたいのー?」
「犬飼先輩じゃなくても別にいいです。」
「冷たっ!!」
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ぱいなぽー(プロフ) - めちゃくちゃ作者さんの読みやすくて面白いので全シリーズ読んでしまいました!!!!この作品の最後のなんてねっていう部分も考察をしてしまいました!!これからも楽しみにしてます!!素晴らしい作品をありがとうございました!! (2021年3月6日 3時) (レス) id: 9956b38531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名もなきもの | 作成日時:2021年3月3日 8時