【歌い手】男装海賊少女は白を望む

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天月が放った矢を受け倒れた敵を気絶させ、急いで天月と96のもとへ




『天月！96！』




天月「！A君……！く、96ちゃんが……！！」




天月は96をガタガタと揺らしながらこっちを見て言った←




ね、やめたげて96に余計負担が…………




あれ、なんかおかしい……？




……はあ、全く……




『……96、天月が心配しすぎてヤバいからやめたげな』




天月「え……？」




96「……ぷっあははははははは！！あま、あまちゅwwごめんwwわし生きとるよw死なないよ。くふふふ」




お察しの通り




胸に矢が刺さったままの女の子が大笑いしているというなんとも不可思議な光景であります←




天月は案の定混乱中




天月「どういうこと？」




96「これこれ」




96は矢を抜くとベストの裏から方位磁石を取り出した




……割れてボロボロの方位磁石を




天「『え"』」




96「どういうわけか、こいつが守ってくれたようだ。浦島坂田船ニューアr『じゃなくて』ww方位磁石が」←




『96、それは笑い事じゃない』




96「ん？」




天月「それ壊れてるのにどうやって次の島行くの？」




96「……ああああああああああああ！！」




これは、伸びしろですねe(((←




違う！！




これは、大変なことになりましたねえ！









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設定追加です。

96ちゃんは、白いブラウスの上に茶色のベストを着ています。

ベストの裏にはポケットがあって、いつもそこに方位磁石を入れています。

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