元暗殺者は呪術師になります

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伏「残穢も気配もまるで感じられませんでした」



新「ッスか…
となるとハズレ
ふりだしッスかね」


虎「でも 時間かけるのはマズイんだろA？」


野「なんでよ」


『この前も言ったけど 他にも呪われている人が居るかもしれない
有名な心霊スポットなら尚更 八十八橋に行った人調べたら結構いるかもしれないよ』




虎「今の所 致死率100%
これ以上人死は勘弁だしな」




野「確かにね…」



新「！！ピコーン

流行ってたのはバンジーッスよね 昨日Aさんが言ってた 飛び降りる って行為が鍵なんじゃないスか？」





伏「それはもう虎杖で試しました」





新「え、゛ ！！

もしかして あのビニール紐でとんだんスか!？」






バカA「あぁ！いたーっ良かったー！！」




バカA「伏黒さーん！！」




『あ、バカAだ』



野「誰だっけ？」




虎「伏黒の後輩だろ
釘崎散々イジってたじゃん」




バカA「八十八橋って言ってたから…!!
本っ当良かった！！」




伏「………藤沼？」




野､虎「『？』」




伏「同級生」


バカA「姉ちゃんです」





藤沼「あの…森下さんって近所でお葬式やってて……
その人と八十八橋のこと調べてるって聞いたから…
何か関係あるのかなって…」





この子の声何処と無く怯えている
何かに恐れているような…



伏「関係って？
だから 森下さんがなくなったことと橋は…」


伏「……!?」




私は伏黒の口を塞いだ

あ、 勿論 手 でね



私は藤沼さんの意識の波長が1番高くなった時

首に人差し指と中指を当て






『ゆっくりで大丈夫ですよ
橋と森下さんが亡くなった事は関係ないです ﾆｺｯ』



藤沼さんが1番落ち着く喋り方 声のトーン 表情を作った





藤沼「そうなんですね
すみません 有難うございます」




野､伏､虎「(こういう時暗殺者は役立つな)」




藤沼「私 行ってるの 夜の八十八橋に」




野「ｹﾞｯ」




おーかなり度胸がある御方で…



新「最近 何かお家で変な事ないっスか？
家族の中で感じる違和感とか」




藤沼「私の家地方のアンテナショップやってるんですけど

私が帰る時だけお店のドアが開きっぱなしなんです

お父さんもお母さんもたまたまだって言うんですけど


絶対 何かいるんです


怖くて…そんな時伏黒君の話を聞いて
八十八橋の事おもいだして」

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