42・ ページ4
JM「じゃあ一旦一件落着したみたいだし、僕は帰るよ？
Aちゃんは、忘れずに病院来ることね。あと無理しないこと。結構脈早いし本当は苦しくてもおかしくないんだから。」
ジミンさんに一気にそう言われた。早口で意味はわかってなかったけど、とりあえず元気よく返事をしておいた。
『はい！』
JM「絶対わかってないでしょ」
じとっとした目で見つめて来るジミンさんにヒヤリ...
JK「俺が連れていくので大丈夫です。ジミニヒョン急に呼んですみません。」
JM「ホントだよ笑。感謝してね。」
そう言って笑いながら許しちゃうジミンさんは、ジョングクさんのことが大好きなんだろうなって思う。
JM「じゃあAちゃん、無理しないでね、辛かったらジョングクにすぐ言うんだよ」
また念押しされる。何度か頷いておいた。
JM「じゃあ、またね。」
そう言って慌ただしくマンションを出ていく。
2人でお見送りに玄関まで出ていくと、寒いんだから中入ってな、戻るように言われた。
紳士すぎるぜ、パクジミン。
部屋に戻るとジョングクさんに
JK「体調大丈夫？」
と確認された。大丈夫です、と返すと
JK「じゃあ、同居のルール決めよう」
頭にハテナが浮かぶ
JK「Aだって人に知られたくないこととか、部屋に入ってきて欲しくないとかあるでしょ？女の子なんだし。」
まあね、仮にも女だしね。
JK「とりあえずお互いの部屋には許可なしでは入らない。あと、出来れば、仕事中は話しかけないで欲しいかな。」
『了解です。家でも仕事するなんて、大変ですね。』
JK「まあね、人手不足だからさ。」
『じゃあ、家事全般は私がやります』
JK「そこは臨機応変に、でいいんじゃない？
Aだって体調良くないんだし、全部一人でやろうとすると大変でしょ？」
『でも、私は、働いてないし、どうせ暇なのでいいですよ。ここに住むことで何故か借金も減るみたいだし、その分の労働だと思ってください。』
JK「じゃあ50万円分の働きを期待してるね笑」
ギクッ
『...ま、ま、任せてください！』
JK「ありがと笑」
今日から頑張ろう...花嫁修業だと思って...。
『ちなみになんですが...家賃とかって...？』
JK「それはいいよ笑。払えないでしょ笑？今までも俺が払ってたわけだし。」
払えと言われても、ぼろアパートの家賃ですら払えるか微妙だから到底無理なのだけど。
『...すみません』
JK「気にしなくていいの笑。」
笑っているジョングクさんが神々しく見えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 423人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です！完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (
レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます！私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました！ (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Blue | 作成日時：2022年11月4日 19時
