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『じゃあ、ルールはそんなところでいいですかね?』
JK「Aは特にこれをして欲しいとかそういうことないの?」
居候させて貰っている身で特に頼みたいこともないだろう。
『はい、特にないですね』
JK「欲のない子だね。この家にあるものは全部自由に使っていいよ。あと、月終わりに気持ち程度のものにはなると思うけど一応家事してくれてる代でお小遣い振り込むね」
『そんな申し訳ないです』
JK「でも、俺にあと50万返さなきゃいけないんでしょ?貰えるものは貰っときなさい笑」
思ったんだけど、ジョングクさんからお金を頂いてそれを返したら、ジョングクさんには何の得もなくないか?
50万捨てたようなもんだし。
『...絶対返しますから待っててくださいね』
JK「期待せずに待ってるよ笑」
お金が発生するとなればこっちもガチで家事をしなければいけない...。
『今日をもってキム・Aはジョングクさんの家事代行サービスを行います』
JK「笑笑笑よろしくお願いします」
『じゃあ、早速今日の夕飯を作らせていただきますね』
腕まくりをして献立を考える。栄養バランスよく彩りよく美味しく...
JK「いや、しばらくはいいよ笑。Aがご飯食べられないし、一応あんたさっき倒れたばっかだから。ジミニヒョンにも無理するなって言われたでしょ?」
『...元気になってきた気がするので大丈夫です』
JK「あんたの大丈夫は信じてないよ。そう言ってゼリー1個も食べられないくせに」
ぐぐぐぐうの音も出ない泣ける
JK「特に今からして欲しいこともないし。
あ、Aも急に色んなことがあって疲れたんじゃない?休んでていいよ。ちなみに部屋はリビングでて、左側の2個目のドアね。布団出しとくから」
布団を物置の中から引っ張り出してくるジョングクさん。
下僕のように働くつもりが、ご主人様を働かせてしまった罪悪感がすごい。
JK「何突っ立ってるのー?早くこっちおいでー!」
部屋からジョングクさんが私を呼ぶ声が聞こえる
『はーい!ありがとうございます』
小走りで部屋に向かう。
『...でか』
自分の部屋と割り当てられた部屋が広すぎた。
ぼろアパートの1部屋全部合わせても余裕で余る大きさだ。
JK「ほら、早く早く」
手を引っ張られてそのままベットに横にされて、布団をかけられた。
マットレスがいつもの10倍柔らかかった。
『ジョングクさん...よく今まであのぼろアパートに住めましたね』
JK「俺庶民派金持ちだから」
なんだそれ?
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Blue(プロフ) - 桜桃さん» 了解です!完結したら書かせていただきます。ブラックジミン、良いですよね笑 (2022年11月28日 19時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - Blueさん» わぁ〜私の作品も読んで頂けてるなんて光栄です。リクエスト的な物ですが、私、Blueさんの描く ブラックジミンに診察される シチュエーション大好きなんです。無理をして体調崩して ジミンに診察されてるパターンがまた、みたいです。 (2022年11月27日 23時) (レス) @page50 id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 桜桃さん» わざわざコメントありがとうございます!私も桜桃さんの作品が大好きでよく読ませて頂いてます。本当にコメント嬉しかったです。このお話を読んでくださりありがとうございました! (2022年11月27日 21時) (レス) id: b9849a8568 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - お話が面白すぎて…こんなに更新頻度が早いのに…待ちきれなくて、何度も読み返しちゃってます。これからも、楽しみにしています (2022年11月27日 14時) (レス) id: 905d7f2212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue | 作成日時:2022年11月4日 19時