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だけどそれはさっきのうちらのテーブルに来た時とは全く違って、


とんでもなく爽やかで、まるで別人で…




え…ダレ……?





「ご注文は以上でお揃いですか?」


「「あ、はぁーい♡」」


「ごゆっくりどうぞ」




唇がきゅっと弧を描くように、上品な笑みを浮かべる。


ただでさえイケメンなのに、そんなホストみたいなキメ顔するとか…


案の定席に座ってる女子高生二人組は目がハートになっていた。




拓弥が去ったあと二人で大騒ぎ




「きゃーーっ!今の見た?

あの人超カッコイイっ!!♡」


「ヤバいね〜!!ここ通っちゃおうかな」





すごーい…


なんだ、一応ちゃんと接客やってるんだ…





__トントン、



その時ふいに肩を叩かれた。





「そうだ、Aちゃんにはコレ…」




小笠原先輩の声に驚いて視線を戻すと、何やらポケットから紙を取り出して

あたしに手渡す。





えっ、なにこれ…!









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作者名:ポプ子 | 作成日時:2017年10月9日 0時

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