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樹side ページ13

北斗、話す気になったんだな。

きょもなら受け止めてくれるから大丈夫。
保証はないけど。

北斗もきょももなんかあったらいつでも頼ってね。













過去_

北斗から"同性愛者"だって、伝えられた時は高校生になってからぐらいだった。

最初はもちろん、びっくりした。
身近にいたんだって。

北斗に「突き放すなら突き放していいよ」って言われた。

でも、俺は突き放さなかった。

それが北斗の個性だし、好きになる人が同性だけ。それ以外はなんも変わらないから。

そして、もっと衝撃的なことを言われた。

それは「この事を伝えたら親に捨てられた」と。

これを聞いた時はなんとしてでも北斗を守らなくちゃと思った。

その後、北斗に内緒でうちの親に『友達に同性愛者がいるんだ』と伝えた。

そしたら、親が『その友達のこと、今後もずっと一緒にいてあげな?』って言われた。


俺はこうやって、北斗のことをこれからも守っていくと決めたのだった。

北斗side→←北斗side



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作者名:友 結 。 | 作成日時:2019年8月7日 22時

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