【あんスタ】執事は愛される【男主】【完結】

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「午後の予定あけておいて」

『何かあったのですか？』





今日、泉様は朝からモデルの仕事が入っている。

だから、今も車で仕事場に向かっている。






「俺、午前中で仕事終わらせるから」

『……了解しました』





午後から何があるのか…。

変なことにつきあわされたらマジで最悪。


そして、着いたとき早速男のカメラマンが来た。






「瀬名ちゃん、久しぶり〜」





この人は男だが、オネエだ。


俺はあまり仕事場まで付き合うのは無い。大体、過保護な奥様が付き添ってる。

カメラマンと奥様が話しているのは聞いたことがあったけれど、実際見たのは初めてだ。


…本当に、男だ



そういえば、クラスにもオネエみたいな人いたな…。全く関わりたくなくて自分の存在を消していた。







「あら、この子は新入りちゃん？」

「そんなわけ無いでしょ。こいつはただの執事だから」

「えぇ？それでもすごく可愛い子よぉ」







気持ち悪い。

俺は男だから可愛いとか言うな。


ていうか、なんで近づいてくるのか。







「そうだ！この子も一緒に写真撮っちゃいましょ！」

「はぁ！？だめに決まってるでしょぉ！時間が多くなるし！！」






写真…。

クソめんどくさそうだな。


泉様が反対してるしなんとかなるだろ







「えぇ？お駄賃もちゃんと渡すわよ」

『こんな俺でも良いなら』

「はぁ！？あんた人の許可得ず何言ってんのぉ！？」





写真撮られるだけで金もらえるのか神職だ。

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