【あんスタ】執事は愛される【男主】【完結】

３。 ページ3

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その後も隠れて監視する日々が続いた。





『泉様、やはりこういうことはやめたほうが良いかと……』

「はぁ？何でいきなり」

『私みたいな他人が聞いてはいけないものも聞いてしまう場合があります』





ゲーム研究部のこととか、今更だが他人の事情に俺が入ったら駄目だ。





「お金を払ってるのはこっちだから。口答えする立場じゃないでしょぉ？」

『…すみません。主に対し、生意気な態度をとってしまいました』





そして、一礼し後ろを振り向かずただ真っ直ぐ泉様の部屋を出て、自分の家へと向かった。


やっぱり俺も金もらってる時点でそんなこと言えないよな。こんな犯罪まがいなこと、例え泉様が支持したとしても、もう俺は共犯だ。









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『どうしたんですか、これ？』

「……ミントチョコ。貰ったからあげる。か、勘違いしないでよねぇ！？あんたが好きだって聞いたことあったからあげただけだから！！」





乙女みたいな反応をするなよ。


やっぱりこの人はいつも素直になれないな……。


どうせ、昨日言い過ぎたと少し後悔して俺が面接の時にミントチョコ好きと言ったのを聞いたから買ってきたのだろう。

これは、長年一緒にいたからこそ分かることだ。





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