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「は、ちょっと、あ、あんた、何で」
珍しく、瀬名泉が本番というのにも関わらず、パニックで彼の顔を何度も何度も確認して見る。
会場に居る客は、彼のことを知らず、Knightsの先程までの様子と違うことに不思議に思っているようだ。
しかし、前列に座っていた女の人は彼のことを気づいたようで、涙を流しながら口元を両手で抑える。
「お、音楽科の子……」
周りが彼女の言葉を聞いても理解していない。
それもそのはず。
彼の名を知るものはMフェスに来て、彼の演奏を聞いた人か、最後の卒業ライブに来た人しかいない。
そんな前から夢ノ咲学院のアイドルに興味を持っていた古参ファンでも彼を知ってる者は少ない。
「は？え、生きてたの？」
『生きてますけど。凛月さんは相変わらずお元気そうで良かったです』
少し苦笑しながら、凛月の戸惑いの言葉に返事をする彼。
スタッフがカンペで、早く紹介をすることを求めているところをやっと司は気づき、急いで説明し始めた。
「こ、このお方は、美空Aさん。
夢ノ咲学院でいた頃は3年間、音楽科で生徒会長を務め生徒や教師からも熱い信望を持たれていました。なお、アイドル科の生徒にもとても慕われてました……」
今にも泣き出しそうに話す司。
そして、紹介が終わったあと、月永レオがAに駆け寄り、大きな力で抱きしめた。
「久しぶりだな！！A」
『お久しぶりです、月永さん。少し痛いです』
その後、他のメンバーもAに駆け寄り抱きしめたりそれぞれAとの再会を喜んだ。仕事中にも関わらず。
ゲストの他2人は、呆れたようにする人、そして嬉しそうに見つめる人。
「再会を喜ぶのはそこまでにして、早く始めてくれないかね？時間が予定より大分遅刻しているのだよ」
「そうね。じゃあ、それぞれ質問していくわ！」
やっとまともに番組らしいことが始まる。
まだ色々話したいのか、レオや司は気に食わない顔で座った。
「……月永くん、何でわざわざ僕とAくんの間に入ってくるのかな？君はゲスト席じゃないよね？」
「皇帝とAが隣なのはずるい！！」
『変な事を言わず、早く元の席に戻ってください』
頬をふくらませ納得がいかないように、とぼとぼと歩いて自分の席に座った。
「Aちゃんは、今何をしてるの？」
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どぽぽ２(プロフ) - そぬんさん» 完結の形が不安でしたがコメント頂きとても嬉しいです(*≧▽≦)コメントありがとうございます！ (2020年7月17日 20時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
そぬん - 感動しました!!最高の完結でした!!! (2020年7月17日 20時) (レス) id: 5ad600b11d (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - (*´ω｀*)さん» そう言って下さり有難いです！正直かなり巫山戯ている番外編なのですが機会があればまた公開しようかなと思っています(^^ゞ (2020年5月12日 19時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
(*´ω｀*) - 番外編……………？何それ見たいです,|дﾟ)ﾁﾗｯ (2020年5月12日 19時) (レス) id: bf98a4ceac (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 髪様さん» こちらこそ素敵なコメントありがとうございます！アオハル良いですよね。こんな青春を私も送りたい……（無理） (2020年4月27日 12時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
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