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『……聞き間違いかな？ナイトレイブンカレッジに俺が通うなんて事が聞こえたような気がしたけど』
「耳が良いじゃないか」
は、はぁ！？
いやいや、何で俺がナイトレイブンカレッジに通わないといけないの！？
俺は、ロイヤルソードアカデミーに選ばれて心が躍っていたのに、何でナイトレイブンカレッジに転校をしなきゃいけないのさ。
『じょ、冗談が好きだね』
「冗談？これが証明となる転校手続きの資料だ。制服も用意したぞ。この寮服もお前に似合うだろう」
やたら浮き足立つように微笑みながら、服を見せてくる。ちゃっかり魔導書やら参考書もナイトレイブンカレッジ用を準備されていた。
……え、一日で何してんのこの人。
『えっ、行かないよ？』
「え、」
『いやいや、何で仰天してんの！？俺がしたいわ！！』
俺に一人漫才でもさせたいのか、このドラゴンは……。
ていうか、転校手続きにも両親の判子、学校側の判子もちゃっかり押されていた。それに加え在学証明書、転学照会書までもう受け取っているし、何で！？
「もう既にお前の両親、ロイヤルソードアカデミー側にも事情は話して書類上、お前は明日からナイトレイブンカレッジに通う事になる」
『……ま、待って。事態が急すぎて頭がパンクする。ちょっとゾーンに入らせて』
何で一日でここまで……。
いや、少し考えろ。あのマレウス･ドラコニアが頼めば当たり前かもしれない。
次期国王で資産はあるし権力もある。
それにナイトレイブンカレッジとロイヤルソードアカデミーは同等な偏差値。
両方、有名な魔法士養成学校だ。
両親もマレウス･ドラコニアから頼まれたら断る事は出来ないだろう。
それに、納得出来なかったらこの男は金でも何でも条件を飲むだろう。
『……かと言って、俺の同意無しでここまでするかい君？』
「お前の両親も喜んでいたぞ。学費免除だからな」
『おい両親』
やっぱり、この男は俺の学費を払う代わりに両親に了承を得たのか。
世の中やっぱり金と顔かよ。
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どぽぽ(プロフ) - きのこさん» ｳｯｯｯｯｯ嬉しすぎて胸に刺さりました……！！ありがとうございます！ (2021年3月21日 23時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - ﾊｧｧｧｧｯｯｯｯ!!好きですぅうう！！！ (2021年3月21日 22時) (レス) id: 402b432e1e (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ(プロフ) - kanameさん» 嬉しいです！！読者様を笑わせることが出来て良かった(≧▽≦)これからもお楽しみに！ (2020年11月28日 8時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
kaname(プロフ) - 面白すぎてニヤニヤしてました！続き楽しみにしています！ (2020年11月28日 4時) (レス) id: 2af994e445 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ(プロフ) - ののさん» ありがとうございます！暖かいコメント、とても支えになります(*´∀｀*)読んで下さり本当にありがとうございます<(_ _*)> (2020年11月11日 23時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
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