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『訳と言っても大したことではないですよ。ただ、自分の居場所を作るだけ…。それだけです』
「自分の居場所を、作る……」
『本当に俺の諸事情で君に迷惑かけてしまってごめんね。そろそろ、授業が始まってしまいます。行きましょう』
少し、彼女はまだ気に食わなさそうな顔だったが、見てない振りをしてそのまま腕を握り教室まで行った。
……なんか、この子には嘘をつけないなぁ。
流されたと思ったけれど、突如足を止めた。
『えっ、何？』
「……デッドマンズは、本当にそんな感じで終わらせて、良かったんですか」
……その程度、と言えるくらいの理由だ。
でも、そろそろ潮時かと思っていたし、蓮巳くんが居づらそうに顔を顰めていたのも気づいていたから。
『……終わらせたくなかった。でも、これで良かったと俺は思っている。だから、後悔はしていないよ』
そう言うと、彼女は少し斜め下を向きながら、苦い顔をした。
何かあったのかな。
聞いてみると、予想外のことを言われた。
『UNDEADと紅月の夏祭りイベントで、俺も参加してほしい？夏祭りって、流星隊とかの方が向いているのでは』
「Trickstarのドリフェス後、生徒からのリクエストが多くて……」
やっぱり、ドリフェスの影響は結構あったんだ。でも、凄く楽しかったから後悔はしていないけど。
……どうしよう。
UNDEADと紅月って、明らかにデッドマンズを意識している。
常識的に考えると、俺がその場に行ったらいけない。
今のメンバー達に失礼だし、申し訳ない。過去のことは無かったことに、水に流したいのに。
これは、Trickstarのドリフェスと比にならないほどの重大な問題だ。
『……少し、考えさせてください』
「ありがとうございます」
．
．
「バキさんおかえりー。転校生と何話してたの？」
『大した話じゃないですよ』
明星くんにはそう伝えた。
彼らには、関係がない話だし。
紅月と、UNDEADか……。
まずそこの二つのユニットが一緒に、っていうのも不思議だ。
多分、依頼した人は俺を名指して指名したということは、デッドマンズを見たことがあるのだろう。
感動の実現みたいな感じで祭りの時になって欲しいんだな。
……デッドマンズは「死者」
もう、死んでしまったのに。
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どぽぽ２(プロフ) - 那生さん» ありがとうございます！！他の作品も応援して下さりありがとうございます^^*これからもよろしくお願いします！！ (2020年1月6日 11時) (
レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
那生 - 完結おめでとうございます!!!すごい面白いかったでござる!!!他の作品も頑張ってください!!応援しているでござる!!! (2020年1月6日 9時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 名無しさん» アリガトウゴザイマス。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - カンケツオメデトウゴザイマス。 (2019年9月5日 21時) (レス) id: 4e31eec717 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - 四面楚歌さん» 面白いと言って貰える作品を作ることができて、嬉しいです！今まで読んでくださりありがとうございました！！！ (2019年9月2日 16時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
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