一万やるから、ハグさせて【五条悟】

38.自分の魅力で勝負出来たらいい(自分の魅力が分かってる場合はね…) ページ38

*





釘崎「嫉妬でしょ、それは。」




はっきりとした声で言われたそれは


自分でも薄々気づいていたものだった



A「やっぱりそうなのかな。」



釘崎「そうだと思いますよ。

ってか、そんな相手いたとか…やっぱクズ。」



アイシャドウを片手にそんなことをいう野薔薇ちゃん。


メイクを教えてもらいに寮まで来ていた。



クズ、だとは思わないけどなぁ



先生はあんなにかっこいいし、




これまで彼女が出来たことないわけがない





パンダ「あ、川崎先輩。どうしたんですか」


A「二年生のみんな、訓練お疲れ様。

野薔薇ちゃんに、メイクを…」




釘崎「五条のヤローの昔の女がめっちゃ美人だったらしくて


対抗してやろうとしてるんですよ。」



A「そ！んな、つもりは、」


真希「へぇ、Aも嫉妬とかすんのな。」


パンダ「悟は元カノいっぱい居そうだからな〜。」

狗巻「しゃけ。」


A「そ、れは仕方のないことだし、」



釘崎「でも、話聞く限り、



絶対その女まだ先生のこと好きでしょ」





そうなのかな



もしそうだったら、どうしよう…




二人、お似合いだったな





突然、肩をガシッと掴まれる




釘崎「任せてください！

Aさんには、モデル被りの女なんかに負けない魅力があるんで！


メイクでさらに磨き掛けましょ！！」



A「う、うん！」



*

39.美人だって美人なりの悩みがあったりするらしい→←37.過去の人間関係で困ることありそうだよなー

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