一万やるから、ハグさせて【五条悟】

34.誕生日パーティーで嫉妬する先生書きたくなっちゃった。 ページ34

*







「「Aさん、お誕生日おめでとう！！」」





A「ありがとう、」



破裂するクラッカーの音が少し恥ずかしい。





家入「意外だな。

お前こういうの二人っきりでやりたいだろ？」



五条「まぁねー。でも、Aはみんなに祝われるほうが嬉しいでしょ。


ほんとは二人が良かったけど、僕彼女思いだから。」



家入「じゃあ殺気しまえ。彼女重い君。」

五条「へいへい。」





真希「なんか悠仁と恵は遅れるってよ。」


A「あ、そうなんだ。

何かあったのかな…」


パンダ「いや、プレゼント買いに行ってるみたいだぞ。」


釘崎「あいつら忘れてたのかよ、使えねぇ。

Aさん、プレゼントです！」



かわいい袋の中からきれいな化粧品が出てくる。


アイシャドウとリップだ。



釘崎「前、メイク何したらいいかわかんないって言ってたんで。


ベースメイクはしてたんで似合いそうな色選んでみました。」


A「わぁ…！嬉しい

…でも、上手に使えるかな。」


釘崎「予定空いてれば、いつでも教えますよ。」

A「ありがとう、野薔薇ちゃん。」




狗巻「高菜、」


A「あ、狗巻くん。え、これくれるの？」

狗巻「しゃけ。」



私が以前ハマってたキャラクターの、大きめのぬいぐるみ。


こんなのあったんだ。かわいい。



ぎゅっとするとふんわり程よく跳ね返ってくる。




A「ふわふわ…大事にするね。」



狗巻「…しゃけ///」




パンダ「クレーンゲームで頑張った甲斐があったな、棘。」

真希「良かったじゃねぇか。」

狗巻「お、おかかっ！！」






ふと、頭に重みを感じる。


こんなことするのは、先生だけ




五条「へぇーA、そういうの好きなの？」


A「はい。かわいくて好きです。

一緒に寝たいくらい。」



五条「そうなんだー。じゃあそれは家においとこうか。



僕があげたネックレスは四六時中つけてられるけど。



ぬいぐるみ持ち歩くのは難しいしね。」





((こいつ…))



*

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