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#37 ページ37

『…ふふ』






先程の無一郎くんの言葉に、頬が緩くなったことに関しては許して欲しい。





まさか彼の口から、あんな言葉が出てくるなんて。






不「気色悪い笑い方すんじゃねぇよ」






と、そこにいたのは不死川先生だった。






『すみませんっ』





不「…何か嬉しいことでもあったのかァ?」





『いえっ…ただある生徒の、』






とここまで言ってナンセンスなことをしたと思った。






不「…時透かァ」





『えっ…』






まさか彼の名前が出てくるとは思わなくて、思わず声を出してしまった。





こんなの肯定を表しているではないか。






『いやっ…ちが、』






慌てて言った。だけど、今はそれすらも肯定を表していた。






不「…まぁ、いいんじゃねぇかァ」





『…?』






彼はそう言って、そのまま職員室を出ていった。





果たして、最後の言葉はどういう意味だろうか。

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りん(プロフ) - 柚葉さん» 私も実弥さん言われたらキュン死にしちゃうだろうと思って、書きました(〃▽〃) (2021年8月7日 2時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 実弥さんに、そんなふうに言われたい!!! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月20日 20時

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