#27 ページ27
『え…』
トイレから帰ってこれば、そこには机に突っ伏しているカナエ先生がいた。
宇「胡蝶も女の後輩が出来て嬉しいんだろ」
不「酔っ払うの初めて見んぞォ」
その表情は優しかった。
カ「…ん」
宇「元三大美女のこんな姿、男どもが見たら発狂すんぞ」
不「ハッ…確かにそーだなァ」
二人は笑いながらそう言った。
宇「お前、飲んでるか?」
『飲んでますよー』
宇「その割に全然酔ってねぇじゃねぇか。胡蝶みたくド派手に飲め!」
『飲むの強要しないでくださいよ』
宇「奢るのは今日だけだぞ?いいのか?たっかいの飲んでいいぞ」
宇髄先生がそう言うなら、とメニューを手に取れば…
不「宇髄、やめろ。こいつ、遅刻するかもしんねぇだろ」
宇「随分と優しいなぁ、実弥ちゃんよォ」
不「おいテメェ、殺されてぇかァ」
名前+ちゃん付けが気に食わなかったのか、殺気を出して、睨みつける不死川先生。
『すいませーん!』
大きな声で店員さんを呼べば、二人は驚いたようだった。
宇「お!まだ飲むのか!?」
不「明日二日酔いになっても知んねぇぞォ」
『私のこと舐めないでくださいね?』
そう言えば、彼らはその挑発に乗るようにフッと笑った。
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りん(プロフ) - 柚葉さん» 私も実弥さん言われたらキュン死にしちゃうだろうと思って、書きました(〃▽〃) (2021年8月7日 2時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 実弥さんに、そんなふうに言われたい!!! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年7月20日 20時