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『私は、不死川先生のことが好きです』
そう言えば、不死川先生はマヌケな声を出した。
不「…は？…何言ってやがる…会ってたった数日だァ」
『はい、分かってます。だけど、好きになってしまったんです』
すると、不死川先生は眉間に皺を寄せた。
不「お前は好きな奴を探しに、教育実習に来たのかァ」
『…っ』
そんなつもりじゃない。そんなつもりじゃなかった。
だけど仕方ないでしょう？
好きになってしまったの。
また泣きそうになるのを堪えて、口を噤む。
不「お前はただ、先生という存在に憧れてるだけだァ。次期にそんな感情は消え失せる」
まるで私の感情を否定しているかのようだった。
というより、否定しているのだろう。
自分だって報われない恋をしているくせに。
私よりも、もっと報われない恋をしているくせに。
どうして私の感情だけ否定するのだろう。
泣きたくなった。私の想いは伝えることすら出来ないのかと。
伝えるくらいいいじゃないか。
不「そんな気持ちでここに来るんなら、明日からもう来るなァ。そんな生ぬるい世界じゃねぇぞ」
そんな鋭い視線を向けられて、胸が痛くなった。
そのまま不死川先生は振り向くことなく、歩き出した。
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りん(プロフ) - 柚葉さん» 私も実弥さん言われたらキュン死にしちゃうだろうと思って、書きました(〃▽〃) (2021年8月7日 2時) (
レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 実弥さんに、そんなふうに言われたい！！！ (2021年8月6日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん | 作成日時：2021年7月20日 20時
