好きじゃなくていいから【不死川実弥】

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私は小学生の頃から学校の先生になりたかった。





何かを教えてくれる先生という存在に、尊敬とともに、誰かのそんな存在になりたいという思いは年齢とともに大きくなり、それを叶えるために大学にも入学した。





そんな大学ではサークルやアルバイトに励みながら、教員免許状取得のために勉強も頑張った。





そこでようやく今週教育実習に行く学校が決まった。





期間は約1ヶ月だ。





短いようで、きっと長いんだろう。





楽しみであり、不安もある。





どんな人がいるんだろう、どんな感じなのだろう。





生徒とも、そして先生とも仲良く出来ればいいなぁ、なんて思っていた教育実習でまさかあんな出会いがあるなんて思いもしなかった。

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