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あなたside
天元様のお屋敷に入れば、前と変わらない奥様方が出迎えてくれた。
雛「Aちゃん!久しぶりね」
須「Aちゃん、今日もご飯食べていきなよ!」
ま「相変わらずかわっいいわね、あんた!」
『お久しぶりです!』
相変わらずお美しい。
音「ちっとAと話してくるわ」
天元様はそう彼女たちに伝えれば、私に目配せをして歩き出した。
そうしてたどり着いたのは、使っていないような綺麗な和室だった。
音「まぁ座れ」
机にはいつの間にかお茶が用意されていた。
音「どうした?何かあったんだろ?」
うっ…と言葉に詰まった。
優しい。優しすぎる。
私がやろうとしている行為は彼らを売ろうとしているのではないだろうか。
そんなことが頭を通り過ぎた。
思わず目を逸らしてしまった。
言うか言うまいか迷っていたら、彼は長い手を私に向けてきた。
ポンポン
その行動の真意を知りたくて、私はジィと彼を見つめた。
音「言いたくねぇなら言わなくていいが、俺に迷惑とか考えるなよ」
その言葉に私はやっぱり、彼は優しい人なのだと感じた。
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令花 - 冨岡さんめっちゃかっこいい (8月3日 15時) (レス) @page50 id: 9fc0619dbf (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 早く続きが見たいです!よろしくお願いします! (2022年3月4日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月4日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
りん∞(プロフ) - ラテPさん» 頑張ります!ありがとうございますヽ(*^^*)ノ (2021年5月9日 21時) (レス) id: 449a33bf31 (このIDを非表示/違反報告)
ラテP(プロフ) - もちろん\(^o^)/この作品も、更新したごとに、見たいと思います 更新頑張ってください (2021年5月3日 16時) (レス) id: f555ccc325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりん | 作成日時:2021年4月28日 3時