。*:＊過去と未来＊:*。2 ～心～ (ページ10)

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様子が変ページ10

和也side

俺は今日、珍しく遅刻をせずに学校に着いた。

雅紀「あ、ニノおはよ！」

相変わらず元気な…

あれ…？

相葉さんはいつものように大きな声で俺に挨拶をしてくれた。

でもいつもと違う。

目が腫れてる…

和也「おはよう」

俺はそれ以上何も言わず、自分の席についた。

翔「今日、ようやく体力テストだって。」

潤「初めはクラス内の交流を深めるとか言って、ドッジボールとか鬼ごっことかばっかだったもんな～

小学生かよ！ってな。」

2人は気づいているのかいないのかわからないけど、大野さんは少しだけ相葉さんを気にかけているようにも感じた。

雅紀「俺！短距離めちゃ速いよ！」

智「俺は苦手～」

それでも彼が普通に話すから俺も特に気にしないようにしていた。

和也「あー体育サボろっかなぁ」

翔「ダメだろ！

授業くらい出なさい！」

雅紀「あひゃひゃ(笑)

ニノ、元ヤンに怒られてやんの！」

和也「ちぇっ…」

体育の時間、着替えをしていると、大野さんが珍しく声をかけてきた。

智「ニノさ、相葉ちゃんのことでちょっと話したいんだけど、

今日放課後空いてる？」

和也「…やっぱ何かあったんだ。」

俺がそう言うと、予想通りの反応が返ってきた。

智「気づいてたんだ…」

大野さんは悪い人じゃない。

翔さんや潤くんだって。

でも俺は3人をまだ信じ切れてない。

だっていつ裏切るか分からないもん。

もう、相葉さんをあんな目に遭わせる訳にはいかない。