今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:38,635 hit
小｜中｜大
＊ ページ15
潤side
潤「…いいのか？
怪我は。」
俺はリーダーとの電話を終えた雅紀にそう問いかけた。
雅紀「…こんな怪我は怪我じゃないよ。
体の怪我なんて大した怪我じゃない。」
雅紀は少し目線を伏せてそう言った。
彼はきっと和のことを思ってるんだろう。
今頃和、どうしてるか…
トラウマの原因である梶間が近くにいる状態で、あの時のように暴力を奮われたら…
潤「…行こう。
早く…」
雅紀「うん！」
俺は崩れた事務所に目をやる。
潤「…山下が梶間をあそこまで慕う理由の一つに、翔が絡んでいるかもしれない。」
雅紀「…うん。
でも今は翔ちゃんに聞けないよ。
そんな大事なこと。」
潤「…そうだな。」
なんだかモヤモヤする。
この復讐は、梶間を殺せば終わるのか…？
そんな簡単な話なのか？
潤「くそ…」
雅紀「松潤…？」
雅紀が心配そうに俺を見た。
まずは…
和を助けるのが最優先。
誰も死なせてたまるか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：haru | 作成日時：2020年3月2日 20時
