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阻止しなければ ページ28

「こんなもんまで用意して、告白の練習ですかい
 ユキも隅におけねぇな〜」


一番バレたくなかった…ドSだし
沖田さんは何をするかわからない、ドSだし



『このこと絶対土方さんに言わないで下さい』


「言わないでって言われたら言いたくなるんですよね〜

 どうしよっかな〜」



沖田さんが私に揺さぶりをかけていると、ブブッという携帯のアラームが鳴り出す



「…いいところなのに、誰ですかい。おお〜グッドタイミング」



呼び出し先は、土方さんからで



「マイクオンにしよう」




「総悟ォ!テメー今日見回りだろうが!!」



第一声が土方さんの怒号から始まる
それにひるまず、
沖田さんは変な言い訳で更に土方さんを怒らす
その繰り返しで



このまま沖田さんに言われないのではないかという
安心が徐々に出始めた



「はいはい、今からそこにいきやす」



と会話がそこで終わるかと思いきや



「あ、そうそう。聞いてくださいよ、土方さん」


「なんだ、まだなにかあんのか」


「実は、ユキ〜」



わざと私の方を向いて大きな声で言う

沖田さん、笑顔が隠しきれてませんよ


「土方さんのことがー、すあああ!!!」


枕を沖田さんの顔に投げた


「おい、どうした総悟」


そのまま沖田さんは携帯を持ったまま倒れこんだ
なんて器用な人なんだろうと何故か感心してしまう


「ふ、携帯を持ってる限り俺の方が勝ちですぜぃ」


「…っ」



そして、私はあることを思いついた
本当はこんな卑怯な手は使いたくなかった
けど、自分のためだと考えればその気持ちは薄れた



「さっきの続きですけど、土方さんがあああああ!」



馬乗りになり、沖田さんの髪を四方八方に引っ張った



「ああああ!!俺の髪がなくなるぅぅぅうう!!
 痛い、痛いよぉぉおお!!!」







「あいつら何やってんだ…。」

何を言いたかったのか気になったが、
めんどくさいことに巻き込まれたくなかったので
沖田さんの返事を待たず、土方さんは電話を切ったのでした









おまけ

「俺の自慢の髪の毛がぁああ!!
 原田、原田みたいになるよぉおお!!!」

「さっきからうるさいですよ!なにしてるん、dsk」


「「…。」」



白目の沖田さん



馬乗りのユキちゃん





「…。」





地獄絵図

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設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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アイリーン(プロフ) - 一話ずれていて修正したので、ハート機能がずれてあります。せっかくつけてくださったのに、本当にすみません (2023年3月23日 13時) (レス) id: e278ce76e6 (このIDを非表示/違反報告)
アイリーン(プロフ) - これから更新が遅くなることが多くなるかもです汗すみません (2022年5月4日 21時) (レス) id: e278ce76e6 (このIDを非表示/違反報告)
アイリーン(プロフ) - アー!そう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります (2022年3月26日 18時) (レス) id: e278ce76e6 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 沖田が相変わらずのSっぷりで最高でした笑笑続き楽しみにしてます、、! (2022年3月26日 16時) (レス) @page31 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
アイリーン(プロフ) - 「今から」の話の横にある♡マークにはどういう意味があるのですか?誰か教えて下さい汗 (2022年2月24日 11時) (レス) id: e278ce76e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイリーン | 作者ホームページ:http:///  
作成日時:2021年11月5日 21時

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