【土方十四郎】きこえますか 2

あれは、、、 ページ20

ユキ目線




今日も




眠れない…



あぁ…寝れると思ったのに



土方さんの言葉がエコーしてる




「かわいいな」






「…。」





「…。」照








もしかしたら違う人に、、、でも部屋には二人しかいなかったし


いなかったし…




「…」
　↑
誰もいないのに布団で顔を隠す






真面目な顔で言われたら、勘違いしちゃいますよ
あれでたくさんの女の人を好きにさせたんだろうな
　 ↑偏見





山崎さんがその場にいなかったら





「…ユキ」




その先の言葉を聞けたかもしれない
何を言われるのか考えると少し怖い


期待していた２文字じゃない可能性だってある








「…」






好きはとても苦しい









胸が痛くなったり、考えるのは

土方さんの事が好きだからなんだって知って









まだ身体がついていけない








クラクラするよ…






少しでも、少しでもいいから







私が「女性」ってことを意識してほしい


















あ、土方さんの言葉に甘えて2個食べてしまった…



そこは
「土方さんも食べてください」とか
「私は１つで十分ですから」って遠慮しなきゃいけないのに






私、とっても図々しいわ…





まずそこからだわ

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