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ボス ページ3
その後、拘束を解かれた私は中原さんと一緒に首領の所へ行った。
怖そうな警備の前を通って中原さんの斜め後ろに立って進む。
失礼しますという彼の真似をして
「しつれいします……」
と言ってみる。
部屋の中には男性が一人。
この方が首領なのだろう。
男性は、
「君が Aかな?」
と、私に問いかけた。
対して私は「はい」と答えるのすら困難だった。
何故なら今までの私の人生の中で小学校の校長先生以上の偉い人と話したことが
なかったためだ。
緊張で手足の指がスーッと冷たくなり、地面が少しグラグラした。
「君は、2つ異能力が使えるのだよね?見せて貰えないかな?」
突然の振りに驚きつつ私はコクリと頷いた。
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作者名:消月 | 作成日時:2017年11月30日 19時