【文豪ストレイドッグス】まどマギの世界から来た魔法少女は、色々と苦労している様です.....

episode 38 ページ42

乱歩「な・る・ほ・ど」






あれ、乱歩さんの超推理って
異能力じゃないんだね


だって太宰さん
髪の毛触っていたし






箕浦「犯人が分かったのか」







乱歩「勿論」






箕浦「くくっ
どんなこじつけが出るやら…

犯人は誰だ？」







乱歩「犯人は＿＿＿君だ」









そう言って乱歩さんが真っ直ぐ
指を指したのは＿＿＿






杉本巡査。






『あ、当たった』







杉本「は＿＿＿＿？」








箕浦「くっ……
おいおい、貴様の能力とは
笑いをとる能力か？

杉本巡査は警官で、俺の部下だぞ！」






乱歩「杉本巡査が、彼女を殺した」







箕浦「莫迦を云え！！
大体こんな都合よく犯人が居るなど……」







『犯人だからこそ、現場にいたがる＿＿＿
ですよね？乱歩さん』






推理小説あるあるだね







乱歩「そうそう！
それに云わなかったっけ？

『何処に証拠があるかも判る』って」






杉本巡査が犯人なら、
拳銃が３発分減っているはず＿＿＿







『杉本巡査、拳銃貸してくださいな』






杉本「ば、莫迦を言わないでください！
一般人に官給の拳銃渡したら、
減俸なんかじゃすみませんよ！

それに、貴方は女性じゃないですか！」







『手強いねぇ』







乱歩「いいじゃん、貸してよ」







箕浦「何を言い出すかと思えば…
探偵って奴は口先だけの阿呆なのか？」







乱歩「その銃を調べて、
何も出てこなければ
僕とAは口先だけの阿呆って事になる」







『んーそれは嫌だなぁ』






阿呆は嫌だ せめて莫迦がいい





箕浦「……ふん
貴様の舌先三寸はもう沢山だ。

杉本、見せてやれ」







杉本「え？で、ですが…」







箕浦「ここまで吠えたんだ、納得すれば
帰るだろう。
これ以上時間を無駄には出来ん
銃を渡してやれ」







杉本「…………」







箕浦「おい、どうした」







だんまり？

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