【文豪ストレイドッグス】まどマギの世界から来た魔法少女は、色々と苦労している様です.....

episode 26 ページ30

『おうふ…痛い…』






私はナオミちゃんを突き飛ばし、
谷崎さん達を庇った。







敦「Aちゃんっ！！！」







『大丈夫…？』







ナオミ「Aさんっ！！！？」








谷崎「どどど、どうしよう！？
与謝野先生に…
そ、その前に止血しなきゃ…！！」







うん、落ち着こうね谷崎くん







普通に言ってるけどね、
めちゃくちゃ痛いよ！？

マジ意識吹っ飛びそう…！！


あ、やば意識飛ぶわ…





目の前がシャットアウトされた




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敦side




Aちゃんが谷崎さん達を庇って、
大怪我をした。



そして＿＿＿






？？「死を惧れよ、殺しを惧れよ、
死を望むもの、等しく死に望まるるが
故に＿＿＿ゴホッ」







芥川龍之介…！！？





ナオミちゃんと谷崎さんは、
探偵社に伝えようとしたところ
此奴にやられてしまった。







芥川「お初にお目にかかる。
僕は芥川、そこな小娘と同じく卑しき
ポートマフィアの狗…」







樋口「芥川先輩！ご自愛を……
此処は私ひとりでも」





ﾊﾟｼｯ!




乾いた痛々しい音が、路地裏に響き渡る。







芥川「人虎は生け捕りとの命の筈、
片端から撃ち殺してどうする。
この役立たずめ」







敦「人虎……生け捕り……
アンタら一体…？」






芥川「もとより僕の目的は、
人虎貴様１人のみ。

そこに転がるお仲間は、所謂巻き添え」






敦「僕のせいで、皆が…？」






芥川「然り。それが貴様の業なのだ、人虎。
貴様は生きているだけで周りを損なうのだ」






僕のせいで……


僕のせいでみんなが……！






芥川「【羅生門】」






敦「！？」





何かが僕の横をとおり、
見てみると地面が喰われた後があった。





芥川「僕の【羅生門】は悪食、
凡るモノを喰らう。抵抗するならば
次は脚だ」






敦「な、何故…？どうして僕が…？」






谷崎「……く…ん…」






敦「！」






谷崎「敦、くん……逃げ、ろ……」






Aちゃんも気を失っているだけで、
まだ息はある…





敦「うわぁぁぁぁぁあああ！！」






芥川「玉砕か…詰まらぬ」





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