こんぷれっくす｡【江口拓也】

やるしかない ページ22

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安「ほほーん、心のない江口もついに恋か〜」




「心無いって言うのやめてもらっていいですか！？」




こんなことを言うけどなんやかんや一緒に考えてくれるのが安元さん｡


本当に自分の周りには良い人ばっかだなぁ｡





安「まぁとりあえず渡すしかねぇわな」



「ですよね...どう渡せば自然な感じですかね？」



安「俺そういうのは専門じゃねぇけどな〜笑」



「お願いします！」



安「意外と普通に渡しても大丈夫だろ」



「でも気持ち悪いとか思われません？」



安「それは相手次第だから何も言えねぇけど、大丈夫じゃねぇの？」




もうやってみるしかねぇだろ｡

そう言って背中をバンっと叩かれた｡


やべぇ.....安元さんかっけぇ.......｡




...確かに、もうやってみるしかないよな｡

当たって砕けろ！！





いや、砕けないのが一番だけど｡





「そうっすね｡頑張ります！！」



安「お〜頑張れよ〜」






喜んでくれるかな｡


イヤーマフラーを着けて笑っている彼女を想像する｡

.....いひひひ、めちゃくちゃ可愛い｡









安「おーい江口、顔に出てんぞ〜」

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