こんぷれっくす｡【江口拓也】

緊張？ ページ20

...








江口さんの第一印象は 『怖い』



髪色も身長もオシャレな眼鏡も

これは世に言う パリピ というやつでは...


そう勝手に苦手意識が生まれた。






けど、実際そんな人じゃないと気づいた｡


店では一緒に居た人達にすごいいじられてたし、真面目に相談を聞いてた｡


そこで、優しい人なんだろうな と確信した｡





私より歳上だろうし、堅苦しすぎるのも嫌だから敬語じゃなくて大丈夫ですよって言ったら



なんか難しそうな顔をしていたけど、敬語は外してくれた｡


なんか抵抗あったのかな？

無理やり申し訳ないな...｡




「いつもこの暗い道歩いて帰ってるの？」



「はい、今日は割と早い方ですよ」



「えぇー！怖くない！？」



「ちょっと怖いです笑」








私は人と話すのが苦手だった｡
それこそ職業柄ちょっと話せるようにはなったけど｡


江口さんは会話を作ってくれるし、たくさん相づちしてくれるし、すごく話しやすい｡






あと、なんかこの身長差？に心臓がドキドキする｡





芸能人オーラがあるし、なんか緊張してるのかも｡

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