貴方しか愛せないから。【ガラテア】

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空「…おかしいわね」






カートさんから一度もチャットが届かないなんて。
もう治療もしてもらったから解読してもいい頃合いよ。






ゴーンゴーン、と鐘が鳴る。




…？おかしいわ。バグかしら

誰も攻撃を食らっていないし、傲慢の効果も切れたはず。










アイコンをふと見てみると、カートさんのアイコンが飛ばされた時と同じようになっていた。





空「ちょっとどういう事？！」







彼が蹲っているシルエットが見える。




…何、どういう事？？













彼の元へ行ってみると、そこにはもう既に2人居た。







隠「…可笑しい。私は何もしていないが」


心「貴方は私を追っていたわ。隙なんてないはずよ」







ハンターさんも困惑しているみたい。









『どうしたんだい』






先程まで解読をしていた薬剤師さん。

彼も異常な事に気が付いてここへ来たそうだ。






空「…貴方、何かした？」


『いや、僕は治療の注射を打った後解読に励んでいたよ』





すると突然カートさんは苦しそうに胸元を抑え、地面をゴロゴロと転がり始めた。






冒「ｹﾞﾎｯ…はぁ、ぁ"…ｯ、」


空「ちょっと…ねぇカートさんしっかりして！！」


隠「サバイバーの事はよく分からないがここは私が投降して__『待ってくれ』」


『僕は薬剤師だ。彼を治そう』







そう言って液体の入った注射を一本取り出した

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