「往昔1」*kono*★ ページ4
※作者の妄想100%捏造のお話です
※本来の動き方とかなり変わってます
.
オーディションの開始とほぼ同じ時期に
「12人目」のメンバーの話は聞いていた。
そいつは世界的ダンサーであり、
どこの事務所にも属していない同世代だという。
本人はこのオーディション番組に出ることを
希望したらしいが、
マネージャーであり指導者である父の意向のもと
参加することができなかった、らしい。
そしてご本人は今欧米のダンスの大会に出場中。
河野「なんか非現実的っていうか…
映画の中みたいな奴やな」
男子「うん」
同じグループのメンバーと移動中。
今日はボーカルのレッスンがあるから
気合は充分に入っている。
男子「“デビュー確定枠”っていうのもあって
賛否両論ずっとされてるよね」
河野「え、そうなん？」
男子「らしいよ。誰か言ってた」
河野「へー…」
ちなみにまだ名前も聞かされていない。
オーディション番組が終わると同時、
もしくは結成時に発表される予定だという。
風の噂では俺よりも年下のやつらしい。
河野「なんか随分謎やな」
男子「まー俺達はそんなこと気にしてる余裕ないけどな！」
河野「ほんまや！テンション上げなあかん！」
ちょうどその時、前から奨くんが歩いてきた。
声をかけると「今日も元気ね」と微笑まれる。
河野「12人目の話しとった」
與那城「あぁ、確定の子？
すごいよね。色んな世界大会何回も出たらしいよ」
男子「でもちょっと気まずいよね。
俺ら一般人出身、向こうはプロだし」
河野「あほ！俺らもプロになるから変わらへんやろ！」
與那城「純喜らしいなー…」
しんみりした空気が嫌でツッコミを入れると
たまたま近くの部屋から出てきた奴に
「うるせー！」と叫ばれた。
うるさいのはそっちじゃ。
男子「でもさー」
與那城「ん？」
男子「そんな世界にも出るような人が
なんでいきなりアーティストっていうか、
アイドルになろうとしたんだろうね」
河野「え、それってそいつの意思だったん？
大人の事情かと思っとった」
與那城「むしろゴリ押しで頼み込んできたのは向こうだって」
河野「なんで二人はそんな詳しいん？」
男子「情報早いやつの話聞いた」
河野「誰やそれ」
もう少し話が聞きたかったけど、
レッスン室に到着したため断念。
今は目の前のこと、
そもそも自分のデビューについて考えなくては。
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Shiu(プロフ) - やーさん» こちらこそリクエストありがとうございました！またどこかのタイミングでよなさんとの1:1なお話書きたいと思ってます(*´ｪ`*)包容力めっちゃ良いですよね…！ (2021年9月7日 12時) (
レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
やー - リクに答えて頂きありがとうございました！ほんと母なよなさん好きです(笑)かわいいお話ありがとうございました♪ (2021年9月7日 10時) (レス) id: f6284e2979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2021年9月3日 2時
