「往昔2」* kawashiri ページ13
※作者の妄想100%捏造のお話です
※本来の動き方とかなり変わってます
.
三崎AがJO1と合流することができたのは
オーディション番組が終わってすぐ後だった。
俺含めてデビュー後の仕事の量と
めまぐるしい情報に付いていくのがやっとの中、
淡々とした態度のAが皆の前で自己紹介をする。
「三崎Aです。よろしくお願いします」
短くシンプル、そして無駄のない自己紹介に
拍手がまばらに送られる。
ぎこちない空気を気にする様子もないA。
與那城「だ、大丈夫かな…この雰囲気…」
川尻「どうやろ…」
空気が重たいまま、プロデューサーさんと
今後の話し合いに移っていった。
今日はダンス練習のあと
YouTubeにアップする用の動画の撮影があるとのこと。
その撮影手順についても説明された。
気がかりなAの様子を確認すると
彼は配布されたプリントを興味なさげにみつめてる。
隣の祥生もまた、不安そうにチラチラと伺ってるようだった。
…大丈夫、ではないかもしれん。
.
予想が的中したのは
その日の夕方頃だった。
ダンス練習中、そろそろ撮影の時間が来たので
切り上げることに。
みんなそれぞれ撤収準備を始めたというのに
Aだけは鏡の前から動かず練習を続けている。
先に気づいていた奨くんが声をかけに行ってくれた。
與那城「A、そろそろ撮影あるから一旦終わろう？」
奨くんに呼ばれてイヤホンを取る。
なんだか嫌な予感がして、俺も二人の方に近寄った。
Aはおろした前髪の間からじっと奨くんを見上げて、
「なんでですか？」と聞き返した。
與那城「なんでって、仕事だから…？」
「でも今日の内容って最初の挨拶とリーダー決めるだけですよね」
與那城「そうだけど…」
「俺は必要ないと思います」
その言葉に、他のメンバーの動きが固まったのがわかった。
まずい、と思いすかさず俺も会話に入る。
川尻「なんでそう思うん？」
「俺がいても変わらないと思うし、
ファンのみんなが見たいと思うのは與那城さんたちでしょ」
後ろから「なんやそれ！」と大きな声がした。
振り返らなくても、純喜が怒っているのが分かる。
川尻「…必要よ。AもJO1やけん」
「……」
それでもAはどこか納得していないようだった。
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Shiu(プロフ) - やーさん» こちらこそリクエストありがとうございました！またどこかのタイミングでよなさんとの1:1なお話書きたいと思ってます(*´ｪ`*)包容力めっちゃ良いですよね…！ (2021年9月7日 12時) (
レス) id: 3e168f23de (このIDを非表示/違反報告)
やー - リクに答えて頂きありがとうございました！ほんと母なよなさん好きです(笑)かわいいお話ありがとうございました♪ (2021年9月7日 10時) (レス) id: f6284e2979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiu
| 作成日時：2021年9月3日 2時
