拝啓 共に呪術を学ぶ校友へ ページ13
拝啓 共に呪術を学ぶ校友へ
五条
「 じゃ、一旦帰る前に皆の様子でも見に行く? 」
A
「 !…行く!行きます! 」
五条
「 珍しくハイテンションだね、
…多分、今グラウンドにいるだろうから行こっか、 」
A
「 はい! 」
五条先生の後に続いて、高専内を歩く。
A
「 …! 」
グラウンドには、数人の人影が見えた。
五条
「 はーい、お疲れー皆、 」
その声で皆動きを止めて俺たちの方を見る。
伏黒
「 …!西園寺先輩… 」
A
「 や…久し振り、恵、 」
A
「 真希もパンダも棘も、見ないうちに変わったね。 」
禪院
「 ははっ、よく言うぜ、 」
狗巻
「 ツナツナ、 」
パンダ
「 真希や棘は分かるけど…俺なんか変わったか? 」
A
「 見た目は勿論なんだけど、
纏う呪力量…っていうか、雰囲気、 」
A
「 随分と死戦をくぐり抜けたんだな…って、 」
パンダ
「 なるほど、それを言うとAも変わったな。 」
A
「 そ、そう? 」
その時、唯一喋ってなかった茶髪の子が口を開いた。
?
「 伏黒、この人誰? 」
伏黒
「 あぁ、釘崎は会うの初めてだったな。
この人は三年生の西園寺先輩、特級術師だ。 」
A
「 初めまして、三年生の西園寺Aです。
よろしくね、 えっと…名前は、 」
釘崎
「
A
( ちょっと気の強そうな子… )
「 …野薔薇、改めてよろしくね。 」
伏黒
「 …そういえば、なんで先輩は高専へ、、
戻ってくる予定でしたっけ? 」
A
「 あー、家入さんに用事があって一時帰宅みたいな…
また戻るんだけど交流会までには仕事片付けてくる。 」
パンダ
「 やっぱ特級は大変だな、 」
狗巻
「 しゃけ。 」
A
「 それ言うと憂太も海外でやってるもんね、 」
パンダ
「 そうだな、 」
伏黒
「 …そうだ、先輩、 」
A
「 ん? 」
伏黒
「 時間があれば俺と、手合わせお願いします。 」
A
「 …珍しいじゃん、恵からなんて、 」
伏黒
「 " アイツ " の為なんで、
俺も、強くならなくちゃいけない。 」
五条
「 ははっ、言うねぇ恵…、 」
釘崎
「 私もやってみたいわ、手合わせ、 」
A
「 今年の一年生は元気だね…、
じゃ、二人一緒にかかっておいで、 」
A
「 連携プレイも兼ねて、ね。 」
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作者名:珀 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/
作成日時:2024年1月24日 20時