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 五条 視点


五条
「 " 里香 " の呪いを貰い受け刀に込めて支配する 」


五条
「 繰り返し量を増やし、いずれは全てを手中に納める 」


乙骨
「 … 」


五条
「 後は晴れて自由の身さ、君も…彼女もね。 」


乙骨
「 …刀に呪いを込める…。 」


五条
「 と、同時にぃ、刃物の扱いも覚えなきゃだし、
 何より君、超貧弱だから、まずは徹底的にシゴきます。 」


五条
「 それと、Aは君と同じように刀を使って呪霊を祓う、
 体術的な立ち回りに関しても学生イチだから聞いてみると良いよ。 」


乙骨
「 西園寺先輩に…、 」










 A 視点


 グラウンドに竹刀と棍の風をきる音が響き渡る。


A
「 お、動きいいね。 」


パンダ
「 だな、真希の攻撃もある程度受けれるようになった。 」


狗巻
「 ツナツナ 」


A
「 …だけど、まだ真希の方が何倍も上手(うわて)だね。 」


禪院
「 はい死んだ。 」


乙骨
「 だっ!! 」


 と真希は乙骨くんの額に棍の軽い一撃をいれる。


禪院
「 また私の勝ちだな。 」


乙骨
「 最後のいりました? 」


禪院
「 甘えんな。
 常に実践のつもりでやれ。 」


禪院
(いたみ)があるのとないのとじゃ、
 成長再度がダンチ(段違い)なんだよ。 」


乙骨
「 …! 」


乙骨
「 !…もう一本、お願いします!! 」


パンダ
「 憂太が高専に来て三ヶ月か、
 かなり動けるようになったな。 」


狗巻
「 しゃけ 」


五条
「 性格も前向きになったよねぇ。 」


狗巻
「 すじこ 」


パンダ
「 確かに真希も楽しそうだ。
 今まで武具同士の立ち合いってあんまなかっ… 」


パンダ
「 …!! 」


パンダ
「 憂太ァ!!!
 ちょっと来い!! 」


A
( …また始まった… 笑 )


乙骨
「 どうしたの、パンダくん。 」


パンダ
「 オマエ、巨乳派?微乳派? 」


乙骨
「 あんまり気にしたことないんだけど… 」


パンダ
「 ふんふん、 」


乙骨
「 人並みに大きいのは好きかと… 」


パンダ
「 真希!! 」


禪院
「 あ? 」


 パンダは腕で丸をつくってにやにやしている。


A
「 はぁ… ( 苦笑 ) 」


禪院
「 何勘違いしてんだ殺すぞ!!!! 」


パンダ
「 照れんなや!!小学生か!! 」


禪院
「 おーし殺す!!
 ワシントン条約とか関係ねぇかんな!!! 」


A
「 はは…仲良いねぇ。 」


狗巻
「 しゃけ 」


乙骨
「 はは…、 」

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/72190cc3072/  
作成日時:2024年3月25日 20時

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