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皆の知らないボク・那呪浬side ページ43

「おぉーっ!人間界はお祭りかな?」


ボクは今人間界にいます。ハイ


人間界は春の祭りが近いらしい


そこら辺で花が咲き誇っている


ボクの姿は皆にはただの人間に見えている。


だから大鎌とか翼とか見えていない


見えてたらヤバイ事になるし…


「君も生きてたら良かったのにね」


ボクは周りを浮遊している人魂に話しかける。


ボクがさっき狩ってきた『少年』の魂です。


『…………』


炎は答えない。


けど自分には聞こえる。


『カゾクニアイタイ』


うん…そりゃそうだね…


ボクだって会いたかったさ…


けど…ボクが死の神になった途端…


そんな事を思いながら、たどり着いたのは村の外れのボロ屋。


中には、少女が横たわっている。


「………誰です?」


その人の顔は青白く、息を荒かった。


「我は死の神…汝の命、頂戴しにきた」


いつものボクとキャラ違うよね。


だって…いつものボクだったら震えてるもん。


死を司るからには、余計な感情は押し殺さなければいけない。


「………そうですか」


落ち着いた声が響く。


「………怖くないのか?」


「………これが運命なのですから」
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「運命かぁ」


少女は『運命だから』といった


ボクはその運命を憎んでいるかもしれない。


「あははっ……ボクって意外にどす黒い感情持っているんだなぁ」


そしてまた、みんなの知らないボクを見つけた。

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甘味雅 - 青狸さん» いえ!続編まで作ってもらいありがとうございます! (2016年6月11日 7時) (レス) id: 275a3f5788 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 千秋会議の方も宜しくお願いします (2016年6月10日 22時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 畏まりました (2016年6月9日 19時) (レス) id: 2cfe1139d2 (このIDを非表示/違反報告)
とぅび(プロフ) - 了解でっす! (2016年6月9日 19時) (レス) id: 5f1530390f (このIDを非表示/違反報告)
青狸(プロフ) - とぅびさん» 続編に更新お願いします! (2016年6月9日 19時) (レス) id: 17b47670ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青狸 x他18人 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2016年5月8日 16時

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