ギスギスしたお茶会12 ページ36
コ「でも度胸がある犯人だよね?」
『確かに!そうだねコナン君!』
突然話し始めたコナン君と、それをフォローした私を見た樹理さんと八方さんは「え?」と声を漏らしていた
そして蘭ちゃんが「ちょっとコナン君?」と止めに入ってきていたので『大丈夫ですよ、面倒私がみますんで』と言い、私はコナン君の近くへと近寄った
コ「だってボクがカップに毒を塗ったら絶対外に出ないもん!Aさんもそうでしょ?」
『確かに…自分がいない間に勝手にカップをふかれたり、カップの位置やお茶の種類を変えられていたら、どれが毒のカップなのか分からなくなって大変ですもんね』
突然振られた話をよくカバーしたと思うよ私
私達の言葉を聞いた目暮警部と毛利探偵も納得したようで
「た、確かに……」と私達の方を見て言葉をこぼした
すると、高木刑事がまた何か疑問に思ったようで
高「じゃあ犯人はいつどうやって毒を?そしてその毒の容器はどこに行ってしまったんでしょうか?」
目「こりゃーこの病室をまた徹底的に調べ直すしか……」
高木刑事の疑問を聞いた目暮警部はまた考えるように、そう言ったが私達はまた刑事達に話を始めた
『そんなことする必要ありませんよ…ね、コナン君』
コ「うん!1人いるじゃない!堂々とカップに毒が塗れて…そのカップから1度も目を離さなかった人……だよね?…………
コナン君それ多分ここで強調しちゃダメなやつ〜!!
蘭「ゼロの兄ちゃん?」
なんか蘭ちゃんも反応しちゃってるから!
それにも動じず、コナン君は「安室の兄ちゃん子供の頃、ゼロって呼ばれてたんだってさ!」と蘭ちゃんに伝えていた
私コナン君が「安室の兄ちゃん」って言ってるとこ初めて聞いたよ
コナン君と私のやり取りを聞いていた毛利探偵は「で?どうなんだ?お前わかってんのか?」と安室さんに向かって聞いていた
すると安室さんは「え、ええ…今のコナン君とAさんのヒントで何となく……」
そうは言ってるけど多分だいぶ前からわかってたよね安室さん
安「その人物は事前に毒を塗ることも、その毒の容器を捨てる事もでき…犯行当時、この病室から一歩も外に出ることなく…毒を塗った自分のカップを被害者のカップとスリ替えるチャンスを
それは高坂樹理さん………あなたしかいませんよね?」
あー安室さんに「あなたが犯人です」と言い当てられたい人生だった(末期)
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作者名:もち米 | 作成日時:2020年3月21日 13時