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ちょっと変わったマーダー49 ページ11
Aside
工場に付き、皆と目を見合わせる。
作戦は馬車の中でしっかり確認済み。
大丈夫。私達なら勝てる。
銃を構え、工場内に入る。
通路が曲がりくねっているため、全員バラバラの方向へ走り出す。
奥に気配が3人。
グル氏とトン氏と誘拐犯だろう。
確信では、ないが。
物音が一切しない工場の中を音をたてずに走る。マーダーたるもの、このくらい当然出来ます。楽勝。
曲がりくねった通路の先にグル氏とトン氏を見つけた。
勿論、誘拐犯も。
グル氏とトン氏は手足を拘束され、一人掛けソファーに座って居た。
抵抗し続けたのか、ぐったりしている様子だ。
俯いた顔で、目だけを上に向け私を視界に捕らえた。
グ「A………」
ト「はよ、逃げや………」
小さな声が鼓膜を弾く。
誘拐犯「待って居たよ。白い殺人鬼さん。いや、マーダーさん。」
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作者名：狂魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/71e72779e61/
作成日時：2017年9月18日 12時
