1人で廃墟に肝試し ページ12
五条「1周してくるまで出てきちゃダメだからねーー!」
って言われて、早3階…薄気味悪いビルに少女が1人徘徊してる訳だが
『護身用って渡されたこれ、何に使うの…怖いんですけど!!』
カランッ
『ひぃっ!』
後ろでカンカンが倒れる音が響き渡る
『なんだ、風で倒れたのか』
そう言って前を向くと
『え?』
五条side
1目見た時から気になっていた。
本人は気付いていないようだが彼女には呪力が流れている
呪霊が見えないらしいが、そんなものは時間の問題だろう
そして、試しに下級の呪霊がいるビルへ1人で行かせたところ
『ぎゃあ"あ"ああ』
五条「ビンゴ」
『ひいいいっ、!!!く、くるなぁあ!!』
五条(お手並み拝見といこうか。)
素人がどこまでやれるのか、Aの実力はどれ程のものなのか確認する必要があった
『いっ』
気味の悪い化け物に手首を捕まれ私は護身用の武器を
落としてしまう
『はー!!!な!せっ!!!』
私は化け物の手首を掴み思っきり引きちぎると少し足場を崩せた
五条(へぇ、ポテンシャルは高いね)
咄嗟に武器を拾い化け物目掛けて突き刺しに行こうとすると目の前から消えた
『…………こういう場合決まってる』
私目を閉じ空気の流れを読む
『上』
そして両腕を上に上げると化け物は串刺しとなって消えていった
『…………はっ』
安心で全身の力が抜けきってしまい思わず座り込んだ
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作者名:シオン | 作成日時:2021年12月19日 5時