腹黒コンビは学校バラバラになった2

めちゃくちゃキレた?! ページ27

｢是非また!!!!!それでは！｣

私は学校方面へ少し早歩きで向かっていたが…

｢げ、ここどこだっけ。｣

大通りの方へ出るとあまり見た事のない道沿いだ

｢えっと……｣

チャラ｢ねぇ君一人？｣

金髪｢俺達と遊ぼーよ｣

(げっ、こんな時に……)

｢大丈夫です！｣

チャラ｢ノリ大事大事！いくつ？可愛いね〜｣

｢……｣

チャラ｢えー無視？｣

(あ、この人達に道を聞いちゃえばいいんだ！)

｢あ、あの、｣

金髪｢お、喋った！｣

｢誠凛高校に行きたいんですけど｣

金髪｢え！？君高校生？めっちゃ可愛いじゃんw｣

チャラ｢いーよっ道案内してあげる｣

｢本当ですか！？｣

金髪｢もっちろーん｣

私は男の人に着いて行くが全く知らない道ばかりだ
それどころかどんどん人通りが少なくなってくる

(なんか…変)

｢あの、やっぱりいいです！｣

チャラ｢はぁ？何言ってんの笑今更｣

｢え！｣

prrrrr

(で、電話…!!!)

私は出ると急いで耳に当て助けてと発した…が

金髪｢助けとか求めちゃってんじゃねーよw｣

｢あっ！｣

スマホを取られてしまった

チャラ｢だめじゃーん助けとか求めちゃ。｣

｢大声で叫びますよ！｣

金髪｢どーぞ？w｣

チャラ｢この辺人通り少ないからねぇ〜w｣

｢うっ涙｣

チャラ｢お、泣き出した｣

｢ﾋｸｯうっ｣

金髪｢泣き顔も可愛いじゃーん｣

？｢おぉ、おったおった。｣

｢？｣

声がする方を見るとそこには少し息切れしてる今吉先輩が居る

｢へっ？なんでここって…｣

今吉｢いやぁ、電話掛けたら後ろの方で通ったトラックの音楽聞こえてきてなぁwそれがこっちまで聞こえてきたから近いんやって分かったんや｣

今吉｢ところで、ワシの連れになんか用？｣

チャラ｢でけぇな((ﾎﾞｿｯ｣

金髪｢180くらいか(ﾎﾞｿｯ｣

今吉｢はぁーその子返してくれたら大事にもせーへんからはよ返してくれへん？｣

チャラ｢つーかお前誰？彼氏かなんか？｣

金髪｢関西弁メガネに指図されて誰が素直に聞くんだよ｣

｢痛いっ!!!｣

チャラ｢ほら、やれるもんならやってみろよ？｣

今吉｢ﾁｯ早く離せ言うとんのが分からんのか。グダグダ言うてっといてこますぞﾜﾚ｣

｢えっ｣

男2人｢！｣

今吉｢もっかい言うで？その子返してくれるか｣

金髪｢あ、あぁ分かった！｣

男の人2人は私を離して路地裏の方へ走って行ってしまった

先輩が怒るとめちゃくちゃ怖い→←めちゃくちゃ教え慣れてる…

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