＃澤村大地 ページ1
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「こっち」
先輩は自分の膝をポンポンっと二回叩く。
乗れってこと？でいいんだよね？
少し考えて私は座っていたソファーから、先輩のいるベッドまで足を動かした。
素直に乗ると男らしい腕が体に触れる。わ、抱きしめられてる？私
『せ、せんぱい？』
「充電だ」
『じゅ、じゅーでんですか、…』
普段こんなデレないからビックリ。
まぁしょうがないか。昨日まで夏休み合宿だったから疲れちゃったんだよね。
『……あはっ』
「笑うなよ」
『だって先輩可愛いんですもん〜』
「可愛くない」
『あははっ、なんか日向みたいですね！』
私がそう言うと先輩はぎゅーーってさらに強く抱き締めてくる。
「ほら、そーやって」
『え？』
「合宿中も俺じゃない男子と仲良かったな」
『あ、いやそれは…やっぱりマネージャーなんで…』
「わかってるよ、だから」
先輩は私から体を離し、目と目を合わせる。
「だから我慢してたわけ」
『ご、ごめんなさい……』
「西谷に頭撫でられてたな。日向にも手掴まれてたし。黒尾になんて抱き締められそうになってなかったか？」
『そ、れは…』
「まぁ、秘密にしてるしAは悪くないよ」
先輩はそう言って私の頬を撫でる。
「だから二人きりの時はこのままどうにかしちゃおうかとも思った。でもやっぱ、俺主将だしさ」
先輩が私のことを押し倒す。
いつもと違う先輩がかっこよすぎて抵抗どころか声すらしっかり出ない。
「できないわけよ。だから今日は満足するまでやらせてもらうな？」
キスをする度に、私の声が漏れる。
なんで先輩はこんな余裕なんだ。
先輩のゴツゴツした手が体に触れるだけで今の私はビクビクしちゃってどうしようもない。
『……んぁ、っ、せんぱぁ…い、』
「なに？」
『だめ、です………っ、』
「またお預け？俺我慢したのにな」
『わたしだって、先輩がまんしてました、もん』
「俺の方がしてたよ」
『でも、せんぱい、…いつも余裕じゃないですか、…』
私がそう言うと先輩は「はぁぁぁ〜…」とため息をつく。
「俺がどんだけ嫉妬してるかわかる？恥ずかしい話だけど、もう狂いそうになるくらいしてる。でも抑えないとって思って頑張ってるわけよ。だから……」
『……っんっ…』
「今ここで俺のモノって確かめるんだよ」
考えることをやめた私の脳は、せんぱいにおかされる。
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赤羽 - こりゃあ、、、神だ (4月8日 1時) (
レス) @page9 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
M2. - 長くなりそうなので簡単にまとめます。神作品ですね。はい。←誰 (褒めてます (2022年7月9日 15時) (レス) @page9 id: 7c2a255150 (このIDを非表示/違反報告)
れい - ありがとぉぉぉぉぉ (2022年6月19日 20時) (レス) @page5 id: 9706398978 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁 - 初めて見させていただきました。もう、みんなかっこよくてキュン死するところでした。 (2019年12月3日 20時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
塩レモン - 久しぶりの更新で嬉しいです！！北さんかっこよすぎ…///リクエストで、くにみん書いてほしいです！ (2019年10月31日 16時) (レス) id: 60dd9529fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春野こころ | 作成日時：2019年8月23日 1時
