#黒尾鉄朗 ページ2
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『に、にゃあ、』
「あれぇ〜?もっと鳴けるよね?」
『うぅ…絶対許さない、にゃぁ、』
説明させてくれ切実に。
やりたくてやってる訳じゃない。ただの黒尾のわがままで今に至る。
秋葉原で猫耳とメイド服買ってきたとか自慢して
"「これで俺の事癒して?」"
と一言。
普段なら絶対引き受けない。なのになんで引き受けたかって?
黒尾サン最近部活頑張ってんだよぉぉぉお、、
そりゃあ好きだから付き合ってるわけだし、癒したりしてあげたいなーとは思っていた。前々から。
「ほら、Aチャン??」
『うっさいぃ、……にゃぁ、…』
耳元で囁いてくるもんだから、もう限界。
あんな色っぽい声で話しかけられたら負けるよなぁ…
「なによ、そんな目で見ちゃって」
『…………い、』
「ん?」
『……かっこいい、…』
「うわ、そういうこと言っちゃう?」
ソファーに座っていた私たち。
黒尾に手を引かれベッドへ。
視界には黒尾と天井だけ。
『やだ、』
「嫌なの?」
『…………や、じゃない』
「……ッハ、かわいすぎ」
首筋へのキスから始まって、上に行く度に気持ちよくなる。
メイド服なんてきっと高いはずなのにこんな乱暴に開いていいのか。
『く、ろお、明日部活じゃん、…っあ、んっ、…』
「関係ない」
『なくな、いじゃん、……っあ、』
「俺溜まってんの。Aあいつらと仲良いしずっとハラハラしてんの。お前の言う一言ひとこと可愛すぎてめちゃくちゃにしてやりたくなんの。わかる?」
きゅゅゅん、って心臓が鳴る。
なんだ、黒尾、かっこよすぎないか。
「山本もリエーフも確定でお前のこと狙ってるし夜久だって研磨だって気にかけてる。お前は俺の彼女だけど不安いーーーっぱいなの」
『わたし、は黒尾だけだもん…』
「……わかって言ってます?それ」
『………わかんない、』
「俺のメイドさんは小悪魔ですね〜」
『……やぁ…くろ、だめ、…』
「ダメじゃないでしょ?」
『……んっ、このへんたい、…!』
黒尾が首筋をぺろっと舐める。
その舌の動きと一緒に体までビクビクしちゃって、スカートをにぎりしめる。
『……ん、にゃぁ、…』
う、わ。変な声でちゃった、
黒尾ポカンってしてるし、
「……ッハハ、マジのネコチャンだな」
ご主人様はかっこよすぎて、
「めちゃくちゃにしてやりたくなる」
クラクラする。
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赤羽 - こりゃあ、、、神だ (4月8日 1時) (レス) @page9 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
M2. - 長くなりそうなので簡単にまとめます。神作品ですね。はい。←誰 (褒めてます (2022年7月9日 15時) (レス) @page9 id: 7c2a255150 (このIDを非表示/違反報告)
れい - ありがとぉぉぉぉぉ (2022年6月19日 20時) (レス) @page5 id: 9706398978 (このIDを非表示/違反報告)
杏仁 - 初めて見させていただきました。もう、みんなかっこよくてキュン死するところでした。 (2019年12月3日 20時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
塩レモン - 久しぶりの更新で嬉しいです!!北さんかっこよすぎ…///リクエストで、くにみん書いてほしいです! (2019年10月31日 16時) (レス) id: 60dd9529fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春野こころ | 作成日時:2019年8月23日 1時