【銀魂】 副 団 長 の お 嫁 さ ん 。

甘えんぼう神威君 ページ23

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『神威君〜、どけてほしいんだけどな〜』

神「ん？俺が満足するまでどけるつもりは無いヨ？」









阿伏兎の書類を手伝っている最中、
ドカドカと私の部屋に入ってきた神威君は
私の隣に座り、抱きついてきました。

私も集中しなければならないので、
我慢してもらいたいのですが…。









『阿伏兎に怒られても知らないよ？』

神「阿伏兎は怒っても怖くないもんね」

『怖いとか怖くないとかの問題じゃなくて〜！！』

神「Aは怒んないよね？ね？」









私はぐぬぬ、と悩みました。
団長とはいえ年下の男の人です。
そんな目で言われると、決断も揺るぎます。

こういう所、あざといですよね…。神威君。
落ちるポイントを何か知っているのでしょうか。









『怒りはしないけど…うん』

神「俺団長だからさ」

『ここで団長の権限をつかうの…』








こういうときは料理…ご飯で釣ります。

神威君の好きなご飯を作ってあげようと、
私は立ち上がったのですが、
腕を引かれたため座ることになりました。

今日はこの作戦もダメなのか…。
もう私が我慢する番なのですかね。そうしましょうか。









『…もう、しょうがないなぁ…』

神「んへへ、やったね」



阿「おい団長、人の嫁さんになにやってんだ」









______私の救世主、現れました。








神「もー阿伏兎、いい所にこないでヨ」

阿「いい所って…あのな団長、Aは゛俺の嫁゛だからな」








阿伏兎と結婚して何年も経ちましたが、
やっぱり嫁という単語には反応します。

…あぁ、私は阿伏兎のお嫁さんなんだなぁ。
そう改めて感じされられるのです。

旦那さんと言い合っている神威君の手が離れ、
私は脱出する事に成功しました。








『…部屋出た方がいいのかな、これ』







大変な事になりそうなので、
私は部屋から立ち去ろうと決断しました。


…あれ、私お仕事どうしようかな。









_________喧嘩(?)が起きています。





神「Aは俺の〜」
阿「いや俺のだからな」

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【おまけ】団長or副団長から一言言いたいことがあるらしいです。

阿「団長…お願いだから仕事押し付けないでくれ……」

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