【銀魂】副団長のお嫁さん。 (ページ11)

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お着物で気合いをいれるページ11

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神威君の狸寝入り事件から１時間。

私は自室で着物の着付けをしています。
こういう、大切な会談の時にはお着物を着るようにしています。

お着物は江戸に行った時に、
阿伏兎がたくさん買ってくれるので毎回楽しみなのです。

今日は淡いピンク色に、お花が散りばめられたお着物。
帯はお着物がピンク色なので赤色にしてみました。

髪型もいつもとは違く、横でゆったりと三つ編みに。

普段ならおろしたり緩くツインテールにしたり。
…27歳でツインテールは痛い？
そんな事は気にしません。

『…あ、もう10時だ』

壁にかかっている時計を見ると、
針は10時を指していました。

会談が始まるのは11時。
もうすぐで鬼兵隊の方々がお見えになるかもしれません。

夜もここ(春雨)でお食事されるということで、
料理担当はもちろん私になりました。

しっかり仕込みはほぼ終わらせてあります。
多い人数になるので結構大変だったりしますよ。

春雨には女の人は私以外いません。
寂しい気もしますが、そんな事気にしてる暇はないのです。

私は皆さん、そして阿伏兎をささえる存在にならなければ
いけないのですから。

男の人ばかりなので当然料理は出来ません。
出来る人と言ったら、ほんの1握り程度です。
ちなみにその中に阿伏兎も入っています。

…あ、皆さんカップラーメンのお湯は沸かせますよ。
流石にそれは教えました。

『かーむーいーくーん、準備した？』

第７師団の団長さんなので、身だしなみは
しっかりしてなければ行けないと思い、
神威君の部屋に向かいました。

神「んー、Aちょっと来てー」

『じゃあ入るね』

部屋に入ると、髪を降ろした神威君がいました。

服もしっかり着て、あとは髪型だけなのでしょう。

神「三つ編みやってほしいな」

『うん、いいよ』

お着物なので、少々動きづらいところはありますが
神威君が座っている椅子の後ろにたち、くしとヘアゴムを持ちました。

さらさらととかしていき
腰あたりまである髪の毛を三つ編みにしていきます。

しっかりアホ毛も立てて…っと。

『神威君、出来たよ！』

神「お、ありがとA！
今日いつもよりスッゴク可愛いね」

可愛いと言われて嬉しくない女の人はいませんよね。多分。

神威君と一緒に部屋の外に出て、
私は食堂、神威君は会談室に向かっていった。

『神威君頑張れ』

神「Aもね」

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