◇ ページ33
・
朝食を食べ終わった後に、いつも通り会議を行う。
今日の内容は次のテロについて。
この世をぶっ壊すまでは続けないといけねェ。
俺らの世界を作るまでだ。
たが今日は生憎その内容が頭に入らない。
ぼーっとすることの方が多いように思う。
河「おい晋助、今日はどうしたのだ」
高「…なんもあるめェよ」
河「全く、晋助までもが色恋に染まってしまったのか」
「あァ、そうだよ」なんて言える訳もなく
懐から取り出したキセルを吹いた。
そうしているうちに会議は終わり、
皆それぞれ自由な時間を取ることになった。
A、早く来ねぇかな…。
そう思っている時だった。
『…しーんすけ』
聞き覚えのある声が、
俺の名前を呼んだ。
高「…Aっ」
二人揃ってお互いに近づき、
どちらとも無く抱きしめた。
腕の中にいる、愛しの彼女。
『やっとこれたよ』
高「…ごめんな、1年も…」
『ううん！私もいい経験になったし！』
高「A、ちょっと着いてきてくれ」
そう言い、俺の部屋に連れていく。
別に変なことをする訳ではないがな。
Aに渡したいものがあるだけで。
今日はホワイトデー。
Aにお返しを渡したい。
高「…ほら、お返し。バレンタイン、美味しかった」
『あぁよかった！！ありがとう、晋助！』
彼女に渡したのは、
大好きなチョコレートケーキ。
Aは苦いものが苦手だから、とても甘いやつにした。
高「あぁそうだ。
A、もう1個プレゼントがあるんだ」
『ん？』
箪笥の中に大事に入れておいた、小さな四角い箱を取り出す。
白いリボンでラッピングされた箱を開けて、
Aの前でひざまついた。
・
ラッキー銀魂キャラ
阿伏兎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瀬怜奈(プロフ) - 圭時さん» そう言って貰えてとっても嬉しいです(*^^*)不器用総ちゃんを書きたくて書いてみたんです( 笑 )コメントありがとうございました！ (2017年2月25日 19時) (
レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
圭時 - 総悟ヤバいです//////////////////甘いっ！チョコより甘い//////////////////期間限定だったので読めてよかったです。 (2017年2月24日 21時) (レス) id: cff1f37551 (このIDを非表示/違反報告)
瀬怜奈(プロフ) - 霜月さん» とても面白いだなんて…！ありがとうございます！嬉しくて泣きそうです(><)高杉の続編作りますね(*^^*) (2017年2月18日 17時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - 高杉ヤバァイまじヤバァイ((とても面白いです！！高杉の続編みたいとか思ったり... (2017年2月17日 21時) (レス) id: 549da3aa3d (このIDを非表示/違反報告)
瀬怜奈(プロフ) - ルーシィさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年3月1日 0時) (レス) id: ee23f20ba0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
